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ぼくとおれ (実業之日本社文庫)

ぼくとおれ (実業之日本社文庫)

ぼくとおれ (実業之日本社文庫)

作家
朝倉かすみ
出版社
実業之日本社
発売日
2020-02-07
ISBN
9784408555614
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ぼくとおれ (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

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とん大西

「平場の月」を読んでなければ、この本には手を伸ばしてなかったんじゃないだろか。「ぼくとおれ」…不思議な読後感です。昭和47年生まれの栄人と拓郎の人生。交錯してそうで交わらない彼らの歩み。ノスタルジーは札幌と東京をつなぎ、昭和と平成を往復しながら二人を明日へと導く。…基本的に善人な彼らですが、感情移入するほどではなかったかも。海外アーティストのアルバムに入ってる曲をなんとなく鼻歌まじりで聴いてるような淡々とした読み心地(わかりにくい喩え(^_^;)。案外楽しく読めたのは、主人公と同世代だからだろうなぁ…と。

2020/04/27

三代目けんこと

『田村はまだか』以来の朝倉本2冊目。交わりそうで交わらない(?)2つの人生に、同時代の自分の人生を交え、楽しく読むことができた。この続きも読んでみたい…。

2020/09/12

のんちゃん

1972年9月8日に札幌の同じ病院で生まれた栄人と拓郎。二人の40年間を進学や就職、結婚という定点で振り返り、その時々でどの様に人生を決めてきたのかを描く物語。単行本刊行時の題名は『地図とスイッチ』人生の選択時にスイッチを押して自分の進むべき道を切り開き、地図を作っていくという意味だ。何気ない普通の人々の人生、それを人間観察の名手朝倉先生が描くと興味深い物語になる。私も人生の後半に来たので、最近、この様に過去を振り返る物語にとても惹かれる。章頭の定点年の主な出来事と紅白歌合戦情報を懐かしく読んだ。

2020/05/10

Kazuko Ohta

ざっくり同世代の人と話をするのは楽しい。でも、ピッタシ同い年の人と話をするのはもっと楽しい。タメの人にしか通じないネタというのが確実に存在する。私の不思議は、1960年生まれの著者が何故に主人公ふたりを1972年生まれにしたかということ。単純に一回り下に設定したという以上の意味を私はどうも感じづらい。「チミ〜」とか言われたら、もっとずっと上のオッサンかと(笑)。私は、一緒に泣ける人よりも、一緒に笑える人と一緒にいたい。一緒に笑える人とならきっと一緒に泣けるけど、一緒に泣ける人が一緒に笑える人とは限らない。

2020/03/03

橘 由芽

同じ日に同じ産院で生まれ落ちたぼくとおれ。疎遠になってしまった地元の同級生たちのその後を覗き見るような、そんな気持ちで読みました。それぞれの人生があり、当人には特別なことも、その実誰にでも訪れる人生の分岐点の一つだったり。。。あーみんなそんなものなのかもしれないなあと思いながら。時代を映す世相の様やその年の紅白歌合戦の司会者や紅白それぞれのトップやトリの歌手や曲名がリアルで面白かった。同級生たちどうしているのかな。。。

2020/03/25

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