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ふたたび嗤う淑女 (実業之日本社文庫)

ふたたび嗤う淑女 (実業之日本社文庫)

ふたたび嗤う淑女 (実業之日本社文庫)

作家
中山七里
出版社
実業之日本社
発売日
2021-08-06
ISBN
9784408556826
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ふたたび嗤う淑女 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

もう背筋の冷や汗止まりません…。帰ってきました淑女シリーズ第二弾。次なる標的は若手国会議員の“柳井耕一郎”。まるで彼の四肢を捥ぎ取るかのように、外堀にいる支援者四人をジワリジワリと責めていく。その残酷なまでに巧緻な頭脳を用いては、言葉巧みに誘導し奈落の底へと突き落とす。淑女が過ぎ去った後に残るのは屍と化した無惨な人達の成れの果て。もうこれは災害みたいなものなんだと割り切るしかないのか。『カエル男』とはまた違った種類の陰惨でどす黒さがあるこのシリーズ。さらなる獲物を求めて淑女は一体何処へと向かうのだろうか。

2022/06/11

修一郎

8月に文庫版出たばかりなのにその時点でBook Offで入手出来てしまう不思議。助かるけどね。気にいらない人を成敗する美智瑠さん,やっぱり宗教と政治には手を出しますねぇ。美智瑠さんに成敗されそうな人がたくさんいそうだ。昔のアノ事件にふれていたのにはびっくり。ちょうど奴が出所したタイミングで執筆していたからだね。終章のハチャメチャ度は前作よりパワーアップ,このぶっ飛び具合楽しんでます。次,嗤う淑女二人へ。

2021/10/03

ponpon

シリーズ第2巻。美智留の片腕だった野々宮恭子が蠢く。神崎亜香里を手先にして、心に隙間を抱える人物に取り入り破滅へと導く。構成としては「笑ゥせぇるすまん」を想起させる。己の欲望に負けて、自滅していく過程がテンポ良く描かれていて、読書中断の暇無し。特に倉橋兵衛の章は、自尊心をくすぐられ周囲が見えなくなったた中年男の振る舞いが最高に面白い。やがて明らかになる一連の事件の背景。そして最終章でのドンデン返しは著者ならでは。都合良すぎな感は否めないが、心の隙間を衝かれると人は脆いものなのか。素晴らしいエンタメでした。

2021/11/03

のり

「蒲生美智留」再び降臨。この悪女にかかれば、誰もが信用し手のひらで転がされる。罪の意識なんて全く持たない欠落した心。何人もの命を言葉巧みに操り奪うその様は、第三者からみれば違和感漂うかもしれないが、当事者になればきっと囚えられるのだろう。第3弾の文庫本が待ち遠しい。

2021/12/03

ワレモコウ

「嗤う淑女」から3年後、ふたたび蒲生美智留が動き出した。前作同様、ターゲットの人物の名前の章になっているが、今作は全て一つの流れに沿っている。より壮大になった感じ。実際の事件スー○リも重要な軸となっている。なんとなく、美智留こと野々宮恭子がサクッとした印象だったが、なるほど…ラストで納得。「総理にされた男」の真垣が総理大臣だった頃の話なのね、って少し笑えた。

2021/10/23

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