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フーガはユーガ (実業之日本社文庫)

フーガはユーガ (実業之日本社文庫)

フーガはユーガ (実業之日本社文庫)

作家
伊坂幸太郎
出版社
実業之日本社
発売日
2021-10-07
ISBN
9784408556888
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フーガはユーガ (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

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ふう

読んでいてつらいのは、こんなことが現実にあり、現実は多分これ以上にひどいと知っているからですね。他人の体や心を傷つけて何も感じない(むしろ喜んでいそうな)人間は確かにいると、日々のニュースが教えてくれます。そんなことが許されるはずはない、という思いで書いたのではないでしょうが、でも伊坂氏らしい温かいエールでした。こんな特別な力はなくても、誰でも、あなたでも、誰かの光になれるかもしれません。

2021/10/17

タカユキ

伊坂さんは、やっぱり裏切らない。毎日を生きる事へのご褒美のような作品。あらすじを上手く書く事は出来ないけど、読後にストーリーによる切なさと読み終わってしまう事への切なさと余韻が訪れました。不思議な能力を持った双子の成長の物語。お互いを補うような双子は、どちらも伊坂さんらしく、また理不尽や圧倒的な暴力等で一行目から引き込まれたのもつかの間、彼らが巻き込まれる多くに胸が締め付けられる。悪を容赦なく叩く爽快感に向かっていくラストと引き換えに失う物の大きさ。それでも守るべき物。自分自身も現実と戦う勇気を貰えた一冊

2021/10/08

五右衛門

読了。のめり込み過ぎて殆ど一気でした。何故か魔王を思い出しながら読んでいました。卑劣で卑怯で相手の事などお構いなし。自身の欲望のまま生きている奴。そんな奴を何とかぶっ飛ばして欲しい。アニメならばとか考えながら読んでいましたが当たり前現実では起こりません。けれどこの双子の兄弟ならばきっと何とかしてくれる。やってくれました。たった一つだけの嘘とたった一つだけの能力で。しかも二人で。ちょいちょい他作品の登場人物も匂わせてあったしね。魔王の様に続編期待しています。当然新品買いました。我が家の雛壇最右翼です。

2021/10/14

ちぇけら

ぼくは子どもの頃、ここじゃないどこかの物語をノートの端に書きつけていた。自分の部屋を領土として、ぼくだけの国を作ったこともある。「神様はいないから自分でやるんだ」と、あるミュージシャンは歌った。大切なものが無慈悲に奪われたとしても、神様は助けてくれない。ヒーローは現れない。ぼくはペンを握って想像/創造し、フーガとユーガはワープした。それは特別な秘め事であり、安心毛布だった。いつも何かが、想定外の外からやってくる。人生がめでたしめでたしで終わるなんて、めったにない。ハッピーエンドだけが、希望ではないのだ。

2021/10/17

MINA

好きなライターさんである、瀧井朝世が書評寄せてるということで購入。単行本の時も買って読んだ記憶あるのにすっかり忘れてた。何故かぼんやり小玉ちゃんの水槽シーンだけ覚えてた。伊坂幸太郎の本でメイン人物が死ぬの初めてではないとは分かってるけど、読後感がひたすら切なさ寂しさやりきれなさが半端ないってのは他に無いかも。そゆ意味では帯文句通りだわ。あと解説にある通り「エピローグともいえる終章の語り手」に、ほんの少し救われ安心出来たような気がする。文庫で同封されてた伊坂幸太郎サイン入り栞 が嬉しかった!

2021/10/16

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