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吉行淳之介 酒場のたしなみ

吉行淳之介 酒場のたしなみ

吉行淳之介 酒場のたしなみ

作家
吉行淳之介
山本 容朗
出版社
有楽出版社
発売日
2014-01-28
ISBN
9784408594071
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吉行淳之介 酒場のたしなみ / 感想・レビュー

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あじ

戦争末期の物資欠乏時代から、週四で通った文壇バー時代までを豪快に束ねたエッセイ酒。お行儀よく読んではいけません、玉石混淆ちどり足。年代物の“文壇交遊記”で一杯ご一緒しません?至福なる饗宴読書を─

2019/03/29

佐島楓

銀座の文壇バーという、今では数少なくなってしまった場所のおそらく一番良いころを知ってらっしゃる世代であり、戦後直後の劣悪な酒類の事情を知っていらっしゃる世代。相変わらずきわどい話も飛び出すが、そこは目を瞑る。飲み友達が多くいらっしゃったのも、酒場の女性にモテるのも、これを読めば納得できてしまう。

2014/06/14

ぺぱごじら

若い頃は、会社の上司に月初の会議後によくスナックなどに連れていって貰いました。自分はいまその年代になりましたが、自分が余り飲まない質なので『行き付けの酒場』は未だに持っておらず、上司・先輩としては些か頼りないですね(苦笑)。吉行さんは昔から対談・エッセイ・小説と楽しく読んでいましたが、行間から居酒屋とは異なる独特の薫りを感じました。故人の吉行さんを慮り、彼が好んだであろう酒場や同時代を生きた作家さんたちとの愉快な裏話を中心に編集された一冊。たいへん良い編集です。2014-32

2014/02/16

ワッツ

吉行淳之介の酒場について書かれたエッセイの寄せ集め。いやぁ、痺れますなぁ。元々病弱なのにかなり呑んでるので、長生きするつもりはさらさらなかったのかしらん。やはり吉行さんはエッセイの達人であるということを再認識した。もっと沢山、吉行さんのエッセイを読みたいと強く思う。

2023/03/15

beeline

身の周りに起きた日常の出来事を書くいわゆるエッセイなのに、最近の小説家やコラムニストの書く軽薄な文章と違って感じられるのは何故なんだろう。内藤陳の父親が小説家だったのは初耳でした。

2015/11/12

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