KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

大塚康生インタビュー アニメーション縦横無尽

大塚康生インタビュー アニメーション縦横無尽

大塚康生インタビュー アニメーション縦横無尽

作家
大塚 康生
森遊机
出版社
実業之日本社
発売日
2006-01-31
ISBN
9784408612553
amazonで購入する

大塚康生インタビュー アニメーション縦横無尽 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

hirokazu

2021年3月15日、大塚康生氏逝去。享年89歳。この方が作画監督を務めた「ルパン三世 第1シリーズ」(今年はアニメ化50周年)を子供の時見てなかったら、今の自分の趣味・嗜好もだいぶ変わっていただろう。以下、本文より。「アニメーションならではの演技の面白さということですね。今、日本のアニメ界は本気でそこを追求しておかないと、絵柄や感覚の面白さだけじゃ済まない時代がいつかはやってくるでしょう。(略)いったん映像になった以上、そして『アニメーション』と名が付く以上、キャラクターに生きた演技をさせて(続く)

2021/03/16

ひるお

日本アニメ界の巨匠・大塚康生氏のインタビュー本。大塚さんが関わってきた、『白蛇伝』『ムーミン』『ルパン三世』『パンダコパンダ』といった作品についての貴重なエピソードを知ることができるだけでなく、日本におけるアニメの推移、アニメ制作会社の性質の違い、日本と海外のアニメ制作の違いなど、多角的にアニメを見つめる視点を与えてくれる稀有な一冊。アニメの教科書と言っても過言ではないかもしれない。「動かす」ということに魅力を感じ、こだわってきた大塚さんの穏やかでかつ熱い語りを読むと、彼の作品が観たくてたまらなくなる。

2017/10/05

kemonoda

伝説的アニメーター大塚康生さんのロングインタビュー。日本最古参のアニメーターであり、宮崎駿・高畑勲の先輩にあたる大塚さんの証言だけでまる一冊分あるという偉大な本です。日本アニメ史を技術者の視点から俯瞰する書としてアニメファンや大塚ファンならもちろん面白い内容ですが、やはりこういう職人的クリエーターの言というのは単純に面白いし、同時に本当に学ぶべきことが多いです。アニメは基本・集団創作ですから、集団的創作(例えば演劇とか演劇とか演劇とか)に携わる人なら得るところ多いですよ。

2013/05/21

奥様

日本初の商業長編アニメを作った東映動画第1期生、大塚康生さん。彼の自伝は『作画汗まみれ』ですが、この本はインタビュー形式なので読みやすいし、大塚さんのおおらかな人柄やちょっとした本音が垣間見れて、とても楽しいです。今現在、アニメーターとしては一番の古株になられたわけですが、それゆえ今活躍されてるアニメ関係者のエピソードは一見の価値アリです。インタビュアーの森遊机さんも知識豊富な上に喋り方も穏やかで、全体的にほのぼのとした雰囲気です。

2012/04/03

いちはじめ

今をときめく宮崎駿を支えた立役者の一人、名アニメーターへのロングインタビュー。なかなか貴重な証言が満載で、読み応えあり

2006/06/04

感想・レビューをもっと見る