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モスクワの誤解

モスクワの誤解

モスクワの誤解

作家
シモーヌ・ド・ボーヴォワール
Simone de Beauvoir
井上 たか子
出版社
人文書院
発売日
2018-03-09
ISBN
9784409130391
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モスクワの誤解 / 感想・レビュー

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ケイ

正直に思ったまま...。この訳はないと思う。タイトルも、これはモスクワで起こった誤解なのだから、原題通り『モスクワでの誤解』になぜしなかったのか。そしてボーヴォワールについては、彼女の書く女性の自立という意味がよく分からないのだ。世界的に評価された文学者であり活動家であることは承知しているが、サルトルとペアでなければどうだったのだろうと思わないでもない。この作品の、定年を迎え自分の価値に悩む初老の女性の葛藤には共感はするが、面倒臭い人だなあと言うのが正直なところ。

2018/06/15

くみ

【第114回海外作品読書会】「第二の性」とかサルトルとの独特な関係とか近寄りがたいイメージだったボーヴォワール。図書館の新着図書で、えいっと読んでみました。60年代のソ連が絡むし弾き返されるんじゃないのと思いつつ開けてビックリ。恋愛小説でした。しかも退職した夫婦の「夫婦喧嘩は犬も食わない」。妻のニコルはボーヴォワール、夫のアンドレはサルトルを想定と解説にあったので更に驚き。クールで淡白そうなボーヴォワールの独占欲とか愛されたい欲求が素直に放出されてるようでした。いくつになっても好きな人の1番でいたい。

2018/07/29

ukitama

 ソ連という存在への期待が少しずつ剥がれ始めた時期、それに併せ、それを信じていたある種知識人の中にも、ぼんやりとその事実が認識され始めた1960年代の倦怠感が感じられます。サルトルやボーヴォワールの考えが、どの程度この本に反映されているか考えるのは楽しいです。原書はどうなっているかわかりませんが、冒頭の数行は、この本の進行を暗示していて興味が持てます。

2018/08/12

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