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40代でシフトする働き方の極意 (青春新書インテリジェンス)

40代でシフトする働き方の極意 (青春新書インテリジェンス)

40代でシフトする働き方の極意 (青春新書インテリジェンス)

作家
佐藤優
出版社
青春出版社
発売日
2017-12-19
ISBN
9784413045292
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ジャンル

「40代でシフトする働き方の極意 (青春新書インテリジェンス)」のおすすめレビュー

40代の固い頭を柔らかくするのはゲーム!? 休日にチェックしたい働き方のヒント

『40代でシフトする働き方の極意』(佐藤 優/青春出版社)

 誰が決めたかは定かではないが、古来、男性は数え42歳が「大厄」とされている。そんなことなど眼中になかった筆者にも、「過去を顧みて、将来を見直せよ」と、どこかで観ている誰かが叱咤するかのような、苦難の日々がたしかに待ち受けていた。

 これからご紹介する本書、『40代でシフトする働き方の極意』(青春出版社)の著者、佐藤優氏も、冒頭でこう記している。

40代は、いろいろな意味で人生の分岐点となる時期だと思います。私自身、42歳だった2002年に鈴木宗男事件に関連し背任容疑で逮捕され、大きく人生が変わりました。

 しかし現在は作家・論客として、幅広く活躍する佐藤氏。本書はいわば、大厄を成長の糧へと転換できた成功者が40代に向けて指南する、働き方、情報や知識のインプット術、リーダーシップ術、人脈・時間術、人間関係の構築術だ。そしてより良い50代へ向けて、いますべきこと、考えておくべきことなども教えてくれる。

■40代の大人に「ゲーム」が効く理由は?

 著者が言葉を向けるコア・ターゲットは、独立・起業を志…

2018/11/25

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40代でシフトする働き方の極意 (青春新書インテリジェンス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

W-G

まさに四十代を迎えて、今まで通りではイケナイと感じて手に取った一冊。"極意"というより、誰もが薄々気づいてはいるが、都合が悪い&解決の糸口が掴めずに見ないようにしていた残酷な現実をロジカルに逃げ道なく突きつけてくる内容。この本は出来れば三十代のうち、遅くとも四十二、三歳には読んでいないと手遅れなタイプのやつ。四十代後半で管理職になれておらず特に専門スキルもなくずっと都会暮らしで友達もいない独身者は、むしれ見ない方が幸せ。かくいう私も独身で、読了後に、六十五歳までにいくら貯金可能か電卓を叩きまくった。

2021/02/06

あすなろ

我々40代のこれからの為に佐藤氏がアドバイス。社会の下層に入るか入らぬか?その為のヒント列挙。その中で、意外に大きい下の世代とのジェネーレーションギャップの記述が良かった。論理的でない・我々の上の世代の薫陶から・叱り方等。我々40代は、個人主義的でクールらしい。そうなのかな?で、20・30代は場の空気を重んじる、と。なんか若いという感覚から捉えると、それは逆の様な…。そもそももそうした感想がギャップそのものか?その他、数学教育からの論理性についてや、iTunesUの試聴等、気軽に読めて雑学的知識が得られた

2018/03/17

ehirano1

「前向きな姿勢が仇になってしまうこともある。大事になってくるのはバランス感覚です・・・・(p42)」。著者の北方領土回復への取り組みが結果として鈴木宗男事件に連座しての逮捕、という経験から来る箴言なのでとても説得力があります。しかし、なんといっても“バランス感覚”、感覚ですからね、これは小さい経験もしくは読書による疑似体験で掴んでいくしかなさそうです。そういう意味で著者の作品は格好の教科書ではないかと思います。

2019/01/19

ehirano1

「・・・天才とはもはや常人の域を超えて、貴人の領域にまで達している。彼らの本や伝記がたくさん読まれていますが、私たちがそれを目指すべきかどうかは疑わしい。むしろ例外として参考にすべき人物だと考えます(p59~60)」。これには同感です。特に “例外として参考にすべき人物(=天才を否定するのではない)”として捉える考え方に共感します。天才の発想や考え方には興味津々ですが、あくまで“参考”にする程度が良いのではなうかと。

2021/12/26

ehirano1

p53からの「語学の勉強をすることの意外なメリット」では身銭を切りなさい、とのこと。著者以外の他書でもよく見かける箴言です。著者や他書で同様の箴言をしている方々は“損得勘定(お金をかけたので元を取るとする)”を人間の心理若しくは本能として侮っていないのでしょうね。

2021/01/10

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