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生と死の様式: 脳死時代を迎える日本人の死生観

生と死の様式: 脳死時代を迎える日本人の死生観

生と死の様式: 脳死時代を迎える日本人の死生観

作家
多田富雄
河合隼雄
出版社
誠信書房
発売日
1991-09-01
ISBN
9784414803068
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生と死の様式: 脳死時代を迎える日本人の死生観 / 感想・レビュー

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pippi

2部構成。第?部は理系8名、第?部は文系8名。多様な視座からの「生と死、日本人がもつ生死観」の解釈アンソロジー。編者は免疫学者多田富雄と心理学者河合隼雄。第?部は現代が暗黙の前提。分子生物学時代の科学的死の定義の不確定さ。連続的プロセス過程後の死。一人称の死体は存在せず、二人称の死体は死とは認識したくない感情を押しだす親しいものの死体はまだ死体でなく、三人称の死体のみが「客観的な」死体だと養老孟司氏はいう。第?部は歴史性。日本神話から受けつぐ生死の隔壁の薄さは自殺率に反映。死の残酷性を天照は許容せず嫌悪し

2012/09/16

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