KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

ちょっと農業してきます (sasaeru文庫 お 2-1)

ちょっと農業してきます (sasaeru文庫 お 2-1)

ちょっと農業してきます (sasaeru文庫 お 2-1)

作家
大桃美代子
出版社
成美堂出版
発売日
2008-07-02
ISBN
9784415400563
amazonで購入する

ちょっと農業してきます (sasaeru文庫 お 2-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

月讀命

以前より農業には興味がある。週末には近くの畑でも借りて農業(家庭菜園程度)をやりたいと思っていたので、自宅のそばに田園風景のある地域に住んで既に18年ぐらい経つがまだ実行には至らない。大桃さんは親が農業という環境ではあるが、全くの素人が農業に挑む姿は逞しくあり素晴らしく思う。苗作から田植、収穫、販売に至るまでを、未経験者に解る様に日記形式で事細かく教えてくれるので為になった。日本の食料受給率の低下やTppの問題、労働者の高齢化等、農業は大変な時代を迎えているが、国民に関心を与えるきっかけとなる本だと思う。

2013/01/08

Humbaba

農業で生計を立てるというのはそれほど簡単なことではない.しかし,それをやっていると非常に強い充足感を得られる.何も知らないことを恥じて行動しないというのではなくて,知らないからこそ質問して教えてもらう.その姿勢が大切な事である.

2011/08/28

KiKi

大桃さんの動機は凄いなぁと正直に感銘を受けるんですよ。  今回の震災もそうだったけれど、こういう大きな災害があった後、自分にできることをやる、しかも被災地の復興に役立つことをするっていうのは本当に素晴らしいことだと思うんですよ。  でもね、動機がそういう外発的な事件に誘導されたものであるだけに、やっぱり発想・・・・と言うか、取り組み方に都会臭が漂うというか、違和感があるというか・・・・・。  要するに発想そのものが「農業をやる」というよりは、「製品を(工業と同じように)作るけど、たまたまその産物が農産物だ

2011/05/27

つな

たまにはこういうライトな農系本も読まねば。もちろん大桃さんはライトに農業やってるのではないしむしろ東京の芸能活動との二足の草鞋は専業にも劣らない苦労があると思うけれど。自分に翻って考えると、今年はもう少し柿畑にも足繁く通いたいな。自宅でも食べられるものの栽培も増やしたいな。

2024/01/07

白としろ

農作業をしているあいだは、仕事や人間関係の悩みなど、いろいろな雑念などこかへ飛んでしまう。農家ではお酒が通過と言われるだけあって、あらゆるシーンでお酒が潤滑油となる。人が困っているとき黙って手伝える人間、素敵です。水管理を徹底して行う農家は、1日に朝昼晩の3回は水の状態をチェックするという。穂が出そろってから、平均気温の積算が900度を超えた。農業の六次産業化が言われているが、果たして平均年齢が64.2歳の人たちに可能なのだろうか。わからなくて当たり前なんだから、バカだと思われても平気。

2016/03/02

感想・レビューをもっと見る