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14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に

14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に

14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に

作家
宮台真司
出版社
世界文化社
発売日
2008-11-11
ISBN
9784418082186
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14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に / 感想・レビュー

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あん

14歳の娘が借りてきた本です。「社会とはこういうところだよ」ということを説明してくれる社会学の入門書。実際に中学生に授業を授業を行うような感じで、大人の私には比較的わかり易い内容ですが、14歳に理解できるかというと疑問です。著者が言いたかったことは当たり前のことですが、『ちゃんと自分の頭で考える力を身につけなさい』ということに尽きると思います。与えられた環境で自分のベストな決断を下すために必要なのは、物事を考える方法そのもの、考えるきっかけや判断材料になる知識の大切さとヒントを見つけることだと思いました。

2015/01/31

みう

再読。〈人間社会〉で生きてきたことに感謝しながら〈自然界〉の中で死んでいくという考え方。/ 自分がどんな人間で、何をしている時が幸せか。「これさえあれば自分は幸せ」と思えるものは何か。それを得るためにだけ〈試行錯誤〉していく。そうすれば、自分に必要じゃないものに過剰な期待をしなくて済むようになる。

2023/10/20

コウメ

昭和はみんな仲よしでホンネでだった。大人が子供と一緒にフラフープで遊んだり、子どもたちのそばには、いつも大人がいた時代!!/幸せに生きるために「自由」と「選ぶ能力」が必要!!/「承認」「尊厳」「自由」のバランスが偏ってきているそんな時代、/自分に「価値がある」と思えるか、目的地は自身が決めるしかない。目的地をきめることにさえいろいろ「試行錯誤」が必要になった。失敗がある「失敗しても大丈夫」と思えないと「試行錯誤」できない。それに昔は会社の大きさや学歴があてになったがこれからの航海に役立たない。

2019/05/14

寛生

【図書館】6章の〈生〉と〈死〉が際立っていい。それと7章が唯一14歳にも響くと思う。『死はエネルギーの源泉だ』(p.151)という文は美しく深い響きがある。前半は空振りだ。48頁から「・・・政治に、ネットやケータイで自由に意見をいえるようになり」民主的な政治に少し近くなったと。僕の見解は全くこれと正反対。ネットやケータイでむしろ〈言語の貧困化〉日々深刻になってる。51頁のエリート教育、128頁の「本物・ニセ物の人間」は非常に反民主的である。「必要じゃない人間とは適当につき合えばいい」と言うのは無責任。

2014/03/13

みゃーこ

14歳からの~って言葉いる?普通に社会学用語頻発で、取り上げてる社会のテーマも身近に感じられる一般的14歳を対象にした配慮もないし。結局は何も答えがないし、何度うたた寝したかわからない睡眠作用のある著作として評価。宮台さんのことは別にどう思うわけではないが、14歳に向けて書くつもりがあったんか?としたら14歳のこと知らんすぎるんか?まずはどの層の14歳に向けて語ってるかはっきりしたほうがいいだろう。大多数の一般的14歳について興味の興味の対象を逆に著者が先勉強してから執筆にかかるほうがいい。

2015/05/29

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