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久米宏です。 ニュースステーションはザ・ベストテンだった

久米宏です。 ニュースステーションはザ・ベストテンだった

久米宏です。 ニュースステーションはザ・ベストテンだった

作家
久米宏
出版社
世界文化社
発売日
2017-09-13
ISBN
9784418175062
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「久米宏です。 ニュースステーションはザ・ベストテンだった」のおすすめレビュー

『ザ・ベストテン』『ニュースステーション』…‘80~’90年代に一世を風靡した伝説的番組の舞台裏を語る、久米宏初の自叙伝!

『久米宏です。ニュースステーションはザ・ベストテンだった』(久米宏/世界文化社)

 久米宏。1980年代から1990年代を中心に一時代を築いたテレビ番組『ザ・ベストテン』や『ニュースステーション』等の司会者、キャスターとして活躍した男である。現在73歳だ。TBSのアナウンサーとして仕事を始めてから50年、これまで携わった数々の番組について語った初の自叙伝が『久米宏です。ニュースステーションはザ・ベストテンだった』(久米宏/世界文化社)だ。

『ザ・ベストテン』は、1978年から1989年にかけてTBS系で放送されていた歌番組だ。黒柳徹子とのコンビで、早口でまくし立てるようにしゃべる軽妙な司会を記憶している人も多いだろう。当時は、まさに歌謡曲全盛期。森昌子、山口百恵、桜田淳子、西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎、そしてピンク・レディーとキラ星のごとくスターが現れた時代。現代のように、音楽の好みが細分化されておらず、日本中の誰もがヒット曲を口ずさめるような時代だった。

『ザ・ベストテン』が、それまでの歌番組と一線を画したのは、ランキングの公正さにこだわった、生放…

2017/12/29

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久米宏です。 ニュースステーションはザ・ベストテンだった / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

修一郎

久米さんの「ラジオなんですよ」を毎週聴いているんだが,ここでの久米さんは脂が抜けた堀井美香さんとの会話といい,さらっと毒吐くところなんぞ,なんとも好々爺風で自由だ。ニュースステーション時代の久米さんはエンターテイナ-としてニュース番組を目いっぱい演じていたのだった。ニュースステーションの裏側をたっぷり見ること ができたし駆け出し時代土曜ワイドのころのエピソードが生き生きしていて楽しかった。でもこの本ではいいことしか書いていない「日経私の履歴書」的な勝ち組の回想録,だな。。

2018/03/05

山田太郎

金曜チェックが懐かしい。テレビスクランブルの横山やすしがやたら面白かった気がしますが、あんだけ破滅型の芸人はなかなか取扱い難しいとは思いますが。なんかラジオの人だったのかとなんだか不思議な感じがしました。そういえば小宮悦子さんきれいだったなと。

2018/05/17

こばまり

如何に己が無意識の久米宏ウォッチャーであったかに改めて気付かされた。氏の予定調和嫌いは当時、子供心にもビンビンに感じていたから毎度ハラハラして画面を見つめていたものだ。「乗りかかった舟はとりあえず一生懸命漕いでみる」とは素敵な信条。

2018/07/01

fwhd8325

TBS入社から「ぴったしカンカン」までのエピソードはよく聴いていましたが、興味があるのは「ニュースステーション」戦後のこと。漏れ聞く情報と、ご本人が直面していたことは乖離があり、そこに久米宏ならではの流儀がある。私自身も勘違いしていましたが、久米さんはジャーナリストではなかった。あくまでもアナウンサーから派生したタレントだったのだ。書かれている内容とラジオの語りに一本筋が通ったように感じます。この著書がなにかの暗示にならないことだけを願います

2017/11/04

ばんだねいっぺい

 切り取ると「政権にチェックされないニュース番組に価値はない。」そのとおりだと思う。18年半続いたのは、「軽薄さ」の衣を纏った「生真面目さ」故だと思った。久米さんのエスプリは、どこから来ているのかってずっと思ってたけども、「5代目古今亭志ん生」の影響があったとは驚き。

2018/09/05

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