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ジジイの台所 (「ジジイ」シリーズ)

ジジイの台所 (「ジジイ」シリーズ)

ジジイの台所 (「ジジイ」シリーズ)

作家
沢野ひとし
出版社
集英社クリエイティブ
発売日
2022-11-25
ISBN
9784420310994
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ジジイの台所 (「ジジイ」シリーズ) / 感想・レビュー

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シナモン

沢野さんの回想にしんみりしたり、料理嫌いな奥さまに「わ〜あるある」と親しみを感じたり。潔くてシンプル、だけど程よく丁寧で温もりのある台所仕事、楽しく読みました。

2024/02/04

おかむら

ジジイの片付けに続くジジイシリーズ?第2弾。沢野さんちの台所、シンプルスッキリで実にいい。料理嫌いの妻のエピソードも悉く良い。最近シーナのエッセイを久々に読んで、あのワシワシシーナもだいぶ老いたな…と感慨深くしたのですが、沢野は、なんか昔から飄々と我が道を行く的なフワフワした感じだったので年老いても案外ジジイが似合うなあ。そして私もこのGW中に台所の大片付けを決行するぞ、との強い決意を固めました。でも買ってある村上春樹も読みたいんだよな…。

2023/04/29

こまり

自らをジジイと称し台所に纏わる話をメインにしたエッセイ。今の家族の日常や子供の頃の家族の話など多岐に渡る。きっぱりと料理が嫌いと宣言した奥様との攻防が面白い。若くして亡くなった母親との思い出にはほろっとする。北海道での過酷な登山の経験など盛り沢山な内容になっている。豚バラ肉とほうれん草だけの常夜鍋を醤油に生姜、柚子、ゴマ油のみで食べるのも美味しそう。自家製ピクルス、トマトと卵の炒め物も作ってみたくなった。おすすめの珈琲、紅茶、茅乃舎だしなど、お取寄せしてしまいそうだ。イラストは微妙だけれど面白かった。

2023/04/16

tetsubun1000mg

椎名誠さんの本には、気まぐれな画家として登場するが、少なくても最近は自分の部屋や家の片付けなどの本を出しており「ジジイの台所」その第二弾。 表紙の裏に最近改装したというコの字型キッチンが使いやすそうだし,天板に何も出ていないのでスッキリとしている。 後期高齢者になったら自分でも調理をして得意メニューも作りなさいという事かな。 確かにめったに使わなくなった調理器具は処分していった方は良いのだろうな。 前作に続いて沢野ひとしさん結構真面目に書いている。

2023/03/05

キイロイネコ

図書館本。 沢野ひとしさん? 名前に聞き覚えが。若い頃読んだ椎名誠のエッセイの挿絵描いていた人だ。 その人の台所のエッセイ。 ジジイになって、家の台所を使うようになって書いたもの。 元々、台所で一家の食事を義務で作っていた奥さんに対しての批判的な意見もあり、むっとした。 ただ、バターや白ワインの入っだ料理より、インゲンゆでて、鰹節かけただけの方が、体に負担がないのは確か。 台所を通じての沢野ひとしさんの家族のお話だったのね

2023/05/19

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