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文字の歴史 (知の再発見双書 1)

文字の歴史 (知の再発見双書 1)

文字の歴史 (知の再発見双書 1)

作家
ジョルジュ ジャン
高橋啓
矢島 文夫
出版社
創元社
発売日
1990-10-01
ISBN
9784422210513
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文字の歴史 (知の再発見双書 1) / 感想・レビュー

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KAZOO

世界史のメソポタミア文明などがなつかしく思い出されます。楔形文字とかシャンポリオンとかいう言葉や名前が良く出てきます。昔は文字を書いたり読んだりすることができる人はかなりの権力を持っていたのだということのようです。日本でも口碑伝承で昔のことを言い伝えていたということですから文字が本当にできてかなり楽になったのでしょう。印刷のことについてもかなり書かれていて昔の本のすばらしさがよくわかります。

2017/03/13

白義

シュメールの楔形文字から始まる文字の歴史をそのメディアや技術、扱う人々などトータルに考察し概観するコンパクトだが興味の尽きない好著。絵文字からの抽象化による古代文明の諸文字は、どれもそれを扱う人々の特権性、権威と本質的に絡み合ったものだった。そして文字史の中でもとりわけ重要なフェニキアに端を発するアルファベットの誕生と印刷技術の発達が、この文字という知の媒体の大衆化を促し、権力に立ち向かう自由の手段とも言われるようになっていく。まさに文明の礎たる発明と言えよう。短いが多彩な文字が紹介されていて読みやすい

2015/09/21

TALOS

最近無精してあまり読めてなかった自分が久しぶりに読了した今作品。文字に関わる絵画や図が多いため軽いものかと思いましたが、西洋の文字の歴史を中心に案外ずっしりした内容で読み進めるのがなかなか骨でした。特に製本が書写に頼っていた時代から活版印刷までの流れはもっと詳しく知りたいと思いました。

2016/08/04

shiman

眺めて楽しい一冊。カリグラフィはデザインだけど書道は絵画だよな、と思ってました。読めない文字は素晴らしく魅力的なデザインだ。博物館で見る歴史資料の巻き物は読めない参考書だが平家納経は美術品であった。読み書きが出来ることをもう少し有りがたく思いもう少し丁寧に字を書きたい(がせっかちは治らない・・・)

2016/02/03

いっちゃん

全部揃えたい、「知の再発見」双書シリーズ。高くてなかなか買えないけど、百科事典感覚で置いておきたい。アケメネス朝ペルシア、シャンポリオン、なつかしい!習った!テンション上がりながら読み始める。文字を解読するって難易度の超高いパズルを解くようなもの?何度もでてくるものは固有名詞でとか?右から、左から、時には書き間違いまで見つけるなんて、あたまが下がります。エジプトのヒエログリフが可愛くて、私の名前書いてもらったの、どこいったかなぁ。

2014/09/23

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