古地図が語る大災害:絵図・瓦版で読み解く大地震・津波・大火の記憶
古地図が語る大災害:絵図・瓦版で読み解く大地震・津波・大火の記憶 / 感想・レビュー
ATSU
関西の人間です。大阪の詳しいことは分かりませんが,付録の「大坂大津浪図」(嘉永7年/安政元年,東京大学総合図書館蔵)はさすがに何とも言えない気持ちになりました。水色は「水入」,津波で浸水したところ。川の跡らしきところには,押し流された船が描かれています。被災の模様を伝える文章も書きこまれていますが,そこには「前代未聞」とあります。でも,本当は147年前にも地震・津波で大阪は大きな被害が出ています。(宝永地震)「記憶が途絶えていたため,前代未聞と記されたのである。」(57ページ)
2018/05/22
onepei
大阪を中心とした本。もっと古地図を!
2015/01/23
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