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ジオサイコロジー: 聖地の層構造とこころの古層

ジオサイコロジー: 聖地の層構造とこころの古層

ジオサイコロジー: 聖地の層構造とこころの古層

作家
中沢新一
河合俊雄
出版社
創元社
発売日
2022-12-15
ISBN
9784422390062
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ジオサイコロジー: 聖地の層構造とこころの古層 / 感想・レビュー

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tamami

中沢新一、聖地の層構造とこころの古層・・・思わずジャケ買い!したものの、今回は少しはずれ気味。基本的には中沢さんの『アースダイバー神社編』のサブテキストといった感じで、本編への言及が数多く、行きつ戻りつの読書となった。神話の始原や宗教の始まりなど、多くの魅力的な言説もあり、人類学者と臨床心理学者の対談から生まれた「ジオサイコロジー」について、さらに追究してみたいという意欲をかき立てられる。本文中の「こころに深層はなく、すべては表層である」という一文とフロイトやユングの学説をどう整合させていくのか興味深い。

2023/01/25

冬佳彰

中沢新一さんと河合俊雄さん(河合隼雄さんのご子息なんだね)による日本ユング派分析家協会でのセミナーや対談をまとめた本。中沢さんの本って、読んでいる時は「ほう、そうなのか!」と新しい気づきみたいなものはあるんだけど、読了するとあまり残っていない感がある。そうそう日常にフィードバックできるほど容易い話ではないからなんだろうなあ。本書で面白かったのは、日本人の象徴体系の曖昧さみたいなところか。後、スンダランドやゾクチェンの話、心の三層構造の話などか。世の中、知らないことだらけだな。学ばなければ。

2023/03/10

Nao Funasoko

2023年最初の一冊は、ちょっと思うところあってこんな本から。セミナーの記録を書き起こしたもので口語体で書かれている対談がメインなので読み進めることはできる。 しかしながら、そこで使われる名詞についての基礎知識が乏しすぎるので理解度はかなり低い。(^^;) それでも、部分的には「柱と橋」や「天と雨」など乏しいながらの少しばかりの知識で理解できる部分もあり毎夜少しずつ読み進めようやく読了。 やはり「アースダイバー神社編」を先に読んでおけばよかった。

2023/01/25

jjm

初中沢新一関係本。中沢氏と河合氏の宗教観を語る書籍?中沢氏というと東大駒場騒動の人、オウム真理教を擁護していた人という印象しかなかった。「坊さんがいなければ仏教は最高だね」には笑った。縄文人と倭人の項では、後期倭寇の中国人、フィリピン人等が日本人のふりして日本語ライクな言葉をがんばって話していたらしいというくだりは、へぇと思った。

2023/05/29

Junko Yamamoto

うーん。

2023/02/15

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