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虹色ほたる: 永遠の夏休み

虹色ほたる: 永遠の夏休み

虹色ほたる: 永遠の夏休み

作家
川口雅幸
出版社
アルファポリス
発売日
2007-07-01
ISBN
9784434108716
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虹色ほたる: 永遠の夏休み / 感想・レビュー

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テンちゃん

父を亡くしたユウタ゚゚(´O`)°゜゚兄を亡くし植物状態で寝たっきりのさえ子!⇨タイムスリップ(⊙.⊙)『無くしかけた過去の記憶』o(>_<)o『自然!故郷!風習!友!川!蛍!が目の前に広がる』⇨『ダムの中に眠る三十年以上前の村』⇨『ひと夏の二人!』『川に生息する夏の虹色蛍』( •︵•。 )『2、3日の寿命!』(⊙.⊙)『さえ子と重なる』『元の世界に戻ると決めたさえ子』(๑•̀ㅂ•́)و✧『生きたいと願う』『切ない夏休みの想い出が残る!』⇨『永遠の友情!』『永遠の夏休み!』傑作作品。☆(﹡ˆ﹀ˆ﹡)4.7

2015/12/10

優愛

かつてダムに沈んだ村にタイムスリップした僕はそこで一人の少女と出会う――君がいた夏休みを、大切なものを忘れないようにと足掻いたあの夏休みをきっと私も忘れない。本来の時代に戻ってもまた会えるって、会いにいくって約束をせがむ爽愛子の気持ちを考えると泣きそうになる。言い伝えられた虹色ほたるが君達二人に奇跡という贈り物をしてくれたのは、君達が誰よりも優しく夏をも影にしてしまうほどに輝いていたから。約束を果たした二人の再会を照らす蛍の美しさに目を細めると蘇る君達はいつも笑っていた。忘れられない素敵な夏をありがとう。

2015/01/24

ちょろこ

ひと夏の少年少女の物語の一冊。父を亡くした少年ユウタがタイムスリップしたのは30年以上前の、ダムに沈みゆく村。ここでの奇跡的とも言えるひと夏のストーリーはどんな世代にも響く作品だと思う。消え行く自然環境、理不尽な死、今という時間を生きる尊さ。物語の隅から隅まで散りばめられた言葉が心にストレートに届くのがたまらなく良い。大切な場所や命は奪われても、目を閉じればそこには消えることのない思い出があるはず。そのかけがえのない永遠の思い出が未来へと繋がって行く。その大切さと希望が温かく伝わる、過ぎゆく夏の日の良書。

2022/08/31

紫 綺

読友さんたちのコメントが気になり、手にした本。命の大切さをうまく描けているすばらしいお話でした。児童書とは思えない。小三の頃、父のバイク(チョッパーじゃなくてスーパーカブですが)に乗って、まさしく星のように乱舞するホタルの大群を見て感動した日を想い出しました。私自身、我が子をバイク(当時YAMAHA TT-250)に載せたことはあるけど、ホタルを見に連れて行けなかったことが悔やまれる。いい本に出会えて感謝です。

2011/05/14

J D

 読目の感想を読んで、読みたい本に登録した物語。ルビが多く、内容的にも児童文学に属するのだろうか。ページをめくるたびに夏の匂いが微かに香るような小説だった。懐かしさと切なさが同居している。できれば、小学高学年の頃に出会いたかった。生きることと死ぬことを考えさせてくれる。大満足です。子ども、おとなを問わずたくさんの人に読んでほしいなと思いました。オススメです!

2022/09/15

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