男性も女性も知っておきたい 妊娠・出産のリテラシー
ジャンル
男性も女性も知っておきたい 妊娠・出産のリテラシー / 感想・レビュー
鳩羽
2012年のテレビ番組で「卵子の老化」が話題になったが、その時の反応で多かったのが「知らなかった、教えてもらわなかった」ということだった。番組の反響や性教育の現場、男性不妊についてなどいくつかのテーマから、ヘルスリテラシーを身につけ、主体的に人生の選択を行っていくためのリテラシー本。若い頃に妊娠出産をするのが相応しいのは誰もが知っていても、どのくらい妊孕性が変化するかまでは知らず、キャリア形成や収入の問題と合わせると、リプロダクティブリテラシーは生きやすさや幸福度と大きく関わり、蔑ろにはできない。
2018/11/29
ま
子は授かり物。自分の計画通りの時期に子を産もうと焦る妻を、ちょっと烏滸がましいんじゃないのとすら思っていた、そんな自分の無知に大いに気付かされる。少しずれた感想かもしれないが、国家の役割とはなんだろう。政治家たち(だけじゃなかろうが)の中には、産めよ殖やせよを正義とする思想が未だに蔓延っていて、そういう兆候があるとバッシングの対象となる。国家としては、出生率の上昇という分かりやすい指標を向上させるのが手っ取り早くて飛びついてしまうインセンティブが働くんだろうが、やっぱ国民の幸福に立ち戻ったときに性的多様性
2019/03/24
n yamamoto
学校でやるのが遅すぎるし薄すぎるし偏ってる。 変なビデオや雑誌ばっかりだから肝心の出産適齢期を知らないまま超えてしまってる。 確かにそうかも。 でも「教えたよ、ライフプランを立ててよ、知ってて超えたら自己責任」もおかしい。 低収入不安定高負担にした世帯が後にそれを押し付けるのは。
2019/01/21
y t.
★★★★
2023/10/25
ショコラ
妊孕性にんようせいという言葉を初めて知った。 パートナーと話し合う良い機会になった。
2019/10/19
感想・レビューをもっと見る