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歴史が教えるマネーの理論

歴史が教えるマネーの理論

歴史が教えるマネーの理論

作家
飯田泰之
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2007-07-27
ISBN
9784478001639
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あらすじ

経済学は経験科学。だから歴史的な事例で語る! 「マネーと物価」「為替レート」「金融政策」の実証分析を、産業革命・江戸幕府の政策・昭和恐慌などの歴史的エピソードでわかりやすく解説した、読むだけで理論の仕組みや考え方を理解できる画期的な本。

歴史が教えるマネーの理論 / 感想・レビュー

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手押し戦車

為替により物価以外にも株価にも影響を及ぼし、円安は輸入品や株価が上がる傾向がある。通貨安を利用して輸出を増やすと通貨高に動き出す。物価が下落する経済は設備投資をしても価値が落ちて行くので家計や企業も貯蓄を増やし融資先もお金の価値が下がることを警戒され運用先に困る金融機関は国債に投資をする。経済の状態に応じて投資先が狭まり、現金の流れがデフレを呼びデフレが現金の有利性を高めている。途上国は投資が投資を呼びインフレ率が上がり現金が少なくなるのでバブル景気の期間に対外債務を増やしてしまうリスクがある。

2015/01/17

白義

派手さはないけど、さすがに安定した語り口。現代貨幣、物価理論の基本を歴史的な事例をサンプルに語る入門書といった感じだけど、初心者よりはちょっと上向きかもしれない。巻末対談に出る佐藤雅美の小説辺りと合わせて読むのが一番いいのかな?要は貨幣数量説は根本的には間違い、今のマネーより将来の期待が貨幣の価値を決める、と。不慣れな人は各部のまとめを読んでから本文にいこう

2012/02/10

珈琲好き

幕府歴代宰相の金融政策の評価が一定しない理由の一端が理解できた。あと、人間の認知はそもそもマクロ経済学と相性が悪いようだ。

2016/07/20

がんちゃん

金融政策、為替政策等を史実に基づいて、分かりやすく記述してくれています。現在のアベノミクスと高橋是清の政策の類似点を知りたくて、タイトルから選んでアマゾンで買ったんですが、もっぱら江戸時代の政策が多く、やはりリアルな書店で買わなければと痛感しました。本書自体は大変面白かったです。(^_^;)

2015/03/05

えちぜんや よーた

○「デフレ期に有利な人」→収入が権利によって守られている階層→家柄が古い上級武士、株仲間に入れるような古参の商人○「インフレ期に有利な人」→→負債をしょっても物価上昇で相殺されるような階層→家柄が新しく取り立てられた武士、新興商人、庶民。日本史の授業で、文化文政時代は頽廃した文化が横溢していた習ったような気がするが、むしろ適度な物価上昇がもたらされて庶民にとってはなかなかいい暮らしができた時代。

2010/09/07

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