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妄想とツッコミでよむ万葉集 (だいわ文庫)

妄想とツッコミでよむ万葉集 (だいわ文庫)

妄想とツッコミでよむ万葉集 (だいわ文庫)

作家
三宅香帆
相澤いくえ
出版社
大和書房
発売日
2019-12-12
ISBN
9784479307938
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妄想とツッコミでよむ万葉集 (だいわ文庫) / 感想・レビュー

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ムーミン

面白く読めました。中学生に古典の面白さを伝えるネタとして使えそうです。

2020/02/24

しゅん

kindleに入れている折口信夫訳・解説の万葉集を1年ほど前からちょくちょく読んでいるのだが、なかなか内容が入ってこない。先にこちらを読んでおけばよかった。歌の関西語訳のノリの良さ、柿本人麻呂や大伴旅人など詠み手のキャラクター性、現在まで未確定な解釈の拡がりなど、本人曰く「インターネット文体」で書かれた解説は人懐っこく、万葉集の楽しみ方と現代との接続点をつかんだ気になれる。特に、全て漢字で記されている原文においてダジャレのような当て字が頻出している話から、キラキラネームの歴史性を指摘する論などは新鮮。

2022/07/07

マッキー

万葉集の本なんだけどむしろ万葉集に難しい&面白くないイメージを持っている人にこそ読んでほしいと思う。切り口がカジュアルすぎる。

2020/05/03

イシカミハサミ

この本を読んで思ったことは、 万葉集は「昭和のテレビ」で 古今あたりは「平成以降のテレビ」という印象。 万葉集は確かに低俗な部分も多分に含んでいるけれど、 その分、真に迫った表現やうわべだけでないところがあって心に沁みる。 古今あたりになると、表現は整備されて奇麗だけれど、 やっぱりしっかりとしたルールの上にあって心象風景という感じではない。 その後和歌という文化の辿った道はというと……?

2022/05/04

aisu

表紙は「天の海に雲の波立ち月の船 星の林に漕ぎ隠る見ゆ」を元に描かれたそうです。壮大なイメージ。本の内容は著者が面白いと思った歌の紹介、くだけた現代語訳、解説からなる。時には漢字ばかりの原文にも解説が及ぶ。万葉集ってこんなに面白くて奥が深くて現代にも通じて魅力的だよ!という著者の熱意がヒシヒシと伝わってくる。

2023/11/06

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