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言葉の園のお菓子番 見えない花 (だいわ文庫)

言葉の園のお菓子番 見えない花 (だいわ文庫)

言葉の園のお菓子番 見えない花 (だいわ文庫)

作家
ほしおさなえ
出版社
大和書房
発売日
2021-03-12
ISBN
9784479308577
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言葉の園のお菓子番 見えない花 (だいわ文庫) / 感想・レビュー

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しんごろ

連句というのがあるんだ。知らなかった。ルールがすごいね。ルールを覚えれば楽しめそう。座で連衆が巻いていくのと動じに、人も連なり縁が繋がっていく。亡き祖母の手紙が一葉(かずは)には当然見えない糸に手繰り寄せられて、「ひとつばたご」の入会とPOPライターという思いがけない道が開けてく。歳の差関係なく、みんなでお菓子を食べるなど楽しい食事会。しばらくしてないなあ。美味しい和菓子も食べたいな。ほしおさなえワールドの連句という馴染みのない場所での新たな温かく優しい物語を堪能できました。

2021/05/03

シナモン

優しさに包まれるような一冊でした。連句の世界は奥が深くて素敵だなぁとは思うものの、細かいルールとか覚えられそうもなく…。これから一葉といっしょに学んでいきたいと思いました。一葉のおばあちゃんセレクトの季節のお菓子はどれも上品で美味しそう。頭を使った後は殊更じんわりと心にも体にも沁みそうでした。新しいシリーズ、どんな繋がり、縁が広がっていくか楽しみです。

2021/04/27

みっちゃん

読み始める前から、タイトルと表紙の美しさに目を奪われる。「連句」という、様々な決まりごとや制約の中で、そこに集う人たちに選び取られた言葉が連綿と繋がっていく、その場所はまさに「言葉の園」そして繋がっていくのは言葉だけではない。その作業はひとの心と心を繋げ、大切なひととのかけがえのない思い出、そして明日へと一歩踏み出す勇気、をも引き出していく。ほしおさんの作品に触れると優しいものが胸の中に溢れてくるだけではなく、古くから伝わる善きものはなくさずに、また次の世代へ、と繋げていかなくては、と思わせてくれる。

2021/07/09

のぶ

自分の知らない日本の文化をまた知る事ができて良かった。主人公は勤めていた書店が閉店し、職を失った豊田一葉。ある日出会ったのは連句の世界。亡き祖母が参加していた、会に参加してみる事になった。そこで一葉は今まで知らなかった事を体験し、新しい世界が開けてくることとなった。自分も連句なる言葉は聞いたことはあった程度。読んでみて奥の深い世界だという事が良く分かった。ただ季語を取り入れるだけじゃなく、五七五から引き継がれる言葉にも、細かい決まりがあって、そこから紡ぎだされる連句の味わい深さに思わず感心した。

2021/05/17

よっち

働いていた書店が閉店してしまい実家に戻った一葉。そんな彼女が亡き祖母の縁から連句の会に参加し、深い繋がりに背中を押され新しい一歩を踏み出してゆく物語。祖母のノートに書かれていた言葉に従って、連句の会「ひとつばたご」に参加する一葉。そこから次の仕事がなかなか見つからない彼女にもたらされた思わぬ依頼。連句に関する様々なお話もなかなか興味深く読みましたけど、書店でのポップ作りの経験が意外なところに繋がる展開もなかなか面白くて、著者さんらしいなとしみじみ思いました。ここから物語がどう広がりを見せるのか続巻に期待。

2021/05/06

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