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怒らないこと (だいわ文庫)

怒らないこと (だいわ文庫)

怒らないこと (だいわ文庫)

作家
アルボムッレ・スマナサーラ
出版社
大和書房
発売日
2021-06-12
ISBN
9784479308720
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怒らないこと (だいわ文庫) / 感想・レビュー

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あすなろ

怒るのは何故なのか?その相手や対象に希望を持つから怒るのだ。希望なぞ持つからだ。そうしたことから始まるスリランカの上座仏教長老である氏により書かれた著書。怒りとは自分への猛毒であり、他者にとっては非常に伝播性強い物である。エゴがあるから怒れる。そして、人からの誹謗中傷等は、スポンジの様に吸着させるな。水晶玉の様にツルツルして拭えば直ぐに取れるという心意気で居る事が大事。それら含蓄溢れる言葉が多かった。僕にしてはこうした本を読む事は珍しいのだが、ふと書店で手に取り、意外に気付きが多かった一冊となった。

2022/03/07

つーこ

正しい『平等』を理解する、怒りではなく『問題』をとらえる、人生を破壊するほどの問題なんてない、自分がすべきことをする・・。ブッダのありがたい言葉の数々。まだまだ未熟者の私。人生、修行だらけ。

2022/01/23

毎日パン

アメトークで話題になったという帯をみて購入、だいぶ長い事積んでいたのですが、子供達が夏休みに入りイライラしがちで読んでみました。怒る人が仏教の観点から言ってどれほど動物に近いかということは、わかりました。怒りの治し方については、具体的に書かれていたわけではなく、その方法が出来ていたらこの本を手にとってないかもしれないと思いましたが、これから実践してみます!

2023/08/16

Mark

仏教は、煩悩の中でも貪瞋痴を三毒として戒めています。著者はスリランカ出身の仏教僧侶で、とくに「怒り」の感情について、それがいかに人や社会に害をなすかをわかりやすく説いてくれています。怒りを抑えたり、我慢したりすることではなく、「怒り」という感情そのものを持たないようにすることが理想ですが、なかなか凡人の私にはなかなか至れない境地ではあります。

2023/02/18

ココロ

★★★ 怒りを表に出すとき、「私を怒らせた相手を傷つけてやりたい」という気持ちがどこかで湧いていると思う。 でも本書は、『怒り』は相手を破壊する前に自分を真っ先に破壊すると言っている。 また、昔腹が立ったことを、ふとした瞬間に何度も思い出してしまうことがあるけれど、そのたびに自分を破壊していたなんて! 怒るという選択をすることは、自分を傷つけ、不幸になるということ。怒りの感情をゼロにすることは出来なくても、このことを知っておけば、怒る以外の方法を考えようとするのではないだろうか。

2021/12/26

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