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深川二幸堂 菓子たより (だいわ文庫 361-5-I)

深川二幸堂 菓子たより (だいわ文庫 361-5-I)

深川二幸堂 菓子たより (だいわ文庫 361-5-I)

作家
知野みさき
出版社
大和書房
発売日
2022-09-10
ISBN
9784479320296
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深川二幸堂 菓子たより (だいわ文庫 361-5-I) / 感想・レビュー

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タイ子

完結後に意外に早く続編が読めるとは。光太郎と幸次郎が営む「二幸堂」を少し違った角度から描いた物語。光太郎の子供が産まれ、妻の連れ子である小太郎はお兄ちゃんになったと大喜び。自分の本当の父親は光太郎ではないことを知った小太郎の幼いながらもそれを受け入れる気持ちにさせたのはやはり光太郎の大きな度量と優しがあるから。他にはお汀と玄太の長い春に終止符を打たせようと周りが当馬を演じたりわちゃわちゃと。お菓子大好きのお七が活躍するお菓子番付の話も面白い。その都度出て来る和菓子の数々を想像するだけで…たまらん!

2022/12/09

真理そら

思いがけず続編登場(うれしい~~!!知野先生ありがとうございます)。「番外編」ではなく「続編」だから「~たより」シリーズとして登場したんですよね、たぶん。光太郎の妻・葉の出産から物語が始まった。「二幸堂」は間口が広がって縁台を置いて上菓子を食べられるようにしたので「~こよみ」時代より大所帯になっている。小太郎の悩みやら八郎の淡い初恋やらいろいろあるけれど、「伯仲」の菓子くらべが楽しい。番付にたいする七さんと孝次郎の考え方の違いもおもしろい。白あんの水羊羹食べたいです。

2022/09/12

すみっちょ

菓子ごよみの続編が読めて嬉しい。けど、登場人物の人となりが深くわかってきたことで、結構クセが強い面々だなと感じました。長く付き合ううちにアラが見えてくるのと同じかなぁ。それでもみんな人のために一生懸命になる所は変わってなくて安心しました。お菓子も相変わらず美味しそうです。二幸堂だけでなく他のお店のお菓子も食べてみたいと思うものばかり。今度和菓子を買いに行こうと思いました。

2023/02/19

なにょう

良かった。①小太に弟ができた。お兄ちゃんは寂しいよぅ。③玄太は恋仲の汀となかなか次の一歩が踏み出せない。暁音さんが心配して……。④菓子屋の番付表が出た。二幸堂の番付に七が不審を抱いて……。発展的な内容でよかった。★家内安全、家族円満が一番だね。★紙質がよくて、手触りのいい本だった。

2023/03/18

anne@灯れ松明の火

隣市新着チェックでヒット。完結したはずが、続編が出た! うきうき予約♪ 先月3巻を復習し、満を持して、こちらへ。4話のトップバッターは小太郎。光太郎と血のつながりはなくても、絆がしっかり。弟ができた小太郎の成長ぶりが頼もしい。孝次郎の菓子はますます美味しく、店は大きくなって、弟子も増えた。良い弟子たちで、将来が楽しみ。そして、お七さんが相変わらずで、嬉しい! 肥えた舌は孝次郎以上かも(笑) ぜひまた、続きをお願いしたい。

2022/12/03

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