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幸福のレッスン

幸福のレッスン

幸福のレッスン

作家
鴻上尚史
出版社
大和書房
発売日
2015-08-23
ISBN
9784479392835
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幸福のレッスン / 感想・レビュー

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chantal(シャンタール)

鴻上さんの舞台などは見た事はないのだが、鴻上さんの書き物は好きで時々コラムなどを読んでいたが、この本もやっぱり良かった。鴻上さんのこの手の読み物は押し付けがましくないし、友達に優しく諭されてるような気持ちになる。今、新しい仕事の事で色々悩みも尽きないのだが、そんな私が「そうか、そう考えれば辛くないんだ!」と思えるような話もあって、ほんとに鴻上さんに悩みを聞いてほしい気持ち😅「孤独と不安のレッスン」も読みたいなあ。それは買おうかな、ちゃんと😁

2022/09/25

にいたけ

ヒルティの幸福論の時に読んでいた。今回、ラッセルの幸福論を読んだので再読。ヒルティは興味を外に向けることで新しい見方が備わり、幸福に近づくと解く。「多面的に考える」「小さな喜びを集める」「好きな場所を見つける」ということなのだろう。冒頭のガーデニングの話、前回の読書では「とは言っても体裁がねぇ」と感じていたが、体裁考えたら幸せではないなと思えた。少しは進歩してるかも。定期的に読みたい本です。

2023/11/26

Twakiz

鴻上さんこんな興味深い論考(かつ説教臭くない)をたくさん書かれていたのですね.知らなかった.「なりたい自分」と「今ある自分」が離れすぎているとつらくなりますよ.「どうしようもないこと」でいろいろ考え「悩む」のはエネルギーを消費するだけ「どうにかできること」について「考える」ほうがよい.自分はどんなことに幸せを感じるか?を考える,他人の評価を基準に幸せを考えると際限はない,など納得のコメントが多く一項目も短く読みやすいです.「孤独と不安のレッスン」「世間と空気」と合わせて3点セットでぜひどうぞ.

2017/07/23

過去作に続き、ぐうの音も出ない。まるで、「オンリーワンだと思っているお前の悩みなど、全部どこかの誰かが通過済みだ」と言われているような(笑)。でも、自分で痛い目を見なければ、傷を作らなければ乗り越えられないことばかり。これからも自分は考えていると言うために、そして結果を出すために、足りない頭をフル回転させていかなければいけないんだと思った▼「どうする?」と聞くしかなかったあの女性にも、何か裏事情があったのかもしれませんよ?と著者には言いたくなった(反発心ではないです)。

2018/07/14

西

鴻上さんが考えていることを読むと、自分がいかにいかに漫然と生きてきたかということを思い知らされる。恐らくこの人は、傷つくことを恐れず、いろんなことを考えてずっと生き続けてきたんだろうと思う。だからこの人の言葉は自分の胸に刺さる。 一つ一つのヒントは読めば当たり前、明白なことと言えるかもしれない。でもこの当たり前な事を実践することは容易ではない。常に読み返して心に留めて実践したい。 あと、アドラー心理学と通じる考え方が多いことに驚いた。幸福になるための真理はシンプルで、だから共通するのかもしれない。

2016/09/11

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