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上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

作家
上野千鶴子
田房永子
出版社
大和書房
発売日
2020-01-12
ISBN
9784479393320
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「上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!」のおすすめレビュー

フェミニズムの話題になると「男でごめん」と謝る人は論点を理解していない? 上野千鶴子と田房永子がとことん語り合った

『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』(上野千鶴子・田房永子/大和書房)

 2020年に入り早くも1カ月が過ぎ、暦の上ではもう春だ。入社や入学の季節が、すぐそこまで来ている。平成最後の東京大学・入学式で、同大学の名誉教授であり女性学の第一人者でもある社会学者・上野千鶴子さんは、祝辞の終盤で新入生たちにこのように呼びかけた。

「あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください」   『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』(上野千鶴子・田房永子/大和書房)は、『母がしんどい』『それでも親子でいなきゃいけないの?』などで話題の漫画家・ライターの田房さんと上野さんの対談を通して、「弱さ」に対する認識を深めることがこれからの時代のキーワードであることを示す。

 子育て経験はなくアカデミックな立場に立脚しているという上野さ…

2020/2/4

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上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください! / 感想・レビュー

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ずきん

言葉にできなかったモヤモヤが霧散していく気持ちよさよ。『男女雇用機会均等法はテーラーメイドの法案』『男並みを目指すのがフェミニズムではない』←そこ!とばかりに膝を打つ。ホモソーシャル(ホモセクシャルではない)の世界の話は大好きだけど、けしてそこに『男前』なんて呼ばれて参加したいわけじゃない。なんつっても違う生き物だし、全部が全部男と同じものを欲しがるわけないじゃん。逆に、男だってそうだと思うしね。モヤってたヒロインの好き嫌いについても、フェミニズムの観点からだとすっごく明確になって、うわあ、スッキリ♪ 

2021/06/25

あっか

新刊。いやー面白かった。面白がっている場合ではないのかもしれないけど。上野先生の闘争を田房さんが通訳のように分かりやすい言葉で噛み砕きながら、歴史まで学べる1冊。今女性が訴えていることって、とっくにずっと言われ続けられていたんだ…と驚き。本当に分断だ…男性による女性への所有物感がまざまざと分かるアノ一言、言われてみれば確かに。でも言われてみなければ当たり前に受け入れていたわたし(達)もやっぱり洗脳されているんだな。これからの時代、おかしいことはおかしい、当たり前を当たり前にしない視点がやっぱり大事ですね。

2020/02/29

夜長月🌙新潮部♪

多くの人が働くという社会生活とプライベートな時間というA面とB面を生きています。男性はたいていA面で評価され「男は家族を養うもの」とか「まず仕事」とかの固定概念を世間に刷り込まれるという構造的問題があります。女性は特に妊娠・出産にあたっては否応なしにB面に専念せざるを得ません。その時にB面を垣間見る男性はあくまでB面の世界を生きようとはしません。等しく当然の権利を主張するにあたって既得権益がある男性と無い女性との違いを知らなくてはなりません。

2021/03/20

GAKU

『社会における男女平等とは「女が男と同じことをすることではない」』、『レズビアンに男役と女役の区別があるのは「性愛に異性愛しかモデルがなかったから」』、『「フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想だ』等々、上野先生の説明わかり易い。

2021/06/23

❁Lei❁

本当にとっても勉強になりました。内容は著者2人のフェミニズムについての対談です。恋愛、結婚、育児、働き方などが最近の問題と絡めて語られています。ミソジニーは女にとっては自己嫌悪であり、フェミニズムは女が自分と和解するための戦い、という言葉が胸に響きました。フェミニストは決して男になりたいわけではなく、1人の人間として尊重されたいだけ。そのために戦うのだということを忘れないでいようと思います。フェミニストとしての生き方に迷ったら読み返したい本です。

2020/05/13

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