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楽しい縮小社会: 「小さな日本」でいいじゃないか (筑摩選書)

楽しい縮小社会: 「小さな日本」でいいじゃないか (筑摩選書)

楽しい縮小社会: 「小さな日本」でいいじゃないか (筑摩選書)

作家
森まゆみ
松久寛
出版社
筑摩書房
発売日
2017-06-13
ISBN
9784480016515
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あらすじ

少子化も、先進国のマイナス成長も、地球規模では望ましい。持たない生活を実践してきた作家と、技術開発にしのぎを削ってきた研究者の意外な意見の一致とは!

楽しい縮小社会: 「小さな日本」でいいじゃないか (筑摩選書) / 感想・レビュー

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壱萬弐仟縁冊

いまは隣近所との付き合いを煩わしいと思う人が増え、なんでも直接言わず、騒音も落ち葉も区役所や都庁に電話をかけて解決してもらおうとする。そうするとやたらに公権力の力が強くなるばかりか、税金も余計にかかる。住民の中で解決できない時、権力が乗り出してくるのではないだろうか(071頁)。権力ある住民が権力に依存する傾向は強いだろう。類は友を呼ぶので。松下名誉教授は、大企業は外注、非正規労働者を増やして人件費を低減しています。

2017/10/27

ゆう

ここ数年、自分の中のナショナリズムや帰属意識のまわりをぐるぐるしています。わたしは何に帰属しているのか。あるいは何に帰属したいのか。そのことを考えていて、ヒントになるのが商店街の風景や、小さな単位の地域社会だということがぼんやりわかり始めた頃。とてもきになる方として浮かび上がってきたのが森まゆみさんでした。彼女は自身が帰属している地域社会を大切にしていて、それらを脈略なく壊そうとしてくる時代や権力に、果敢に行動して対抗してきた方です。本書でもその流れから、縮小社会というビジョンを提示。まだまだ読みたい。

2019/04/02

とよぽん

森まゆみさんの本は読んだことがあるが、対談相手の松久寛さんは、工学博士で大学教授を退官後、縮小社会を提言して活動されている。日本は人口減少に向かいつつあり、この先は限られたエネルギーを節約して、生活をダウンサイジングする必要がある。また、食料自給率を上げていかなければ、世界的な食糧不足に対応していけない。だから、生活を縮小してモノや場所などを共有したり使い回したり・・・。島根県の佐藤さんのお話が、印象に残った。もう、右肩上がりの技術立国路線は、日本の選択肢ではない。

2017/09/03

あきこ

縮小社会、大賛成。経済成長はもう限界なのはわかり切ったこと。政治家がまだ声高に目指しているのを見て違和感を感じている人も多いはず。でも立ち止まったら負けてしまうとばかりに走り続ける。人間の幸せって人によって違うから、自分の幸せを実現できる社会が大事なのであって、皆が金持ちでナンバーワンである必要はないのだ。後半、ベーシックインカムについて話していたが、これも賛成だな。本書では弱者の視点が多いけれど、税負担の不公平を感じている人も多いはず。どちらの立場でも納得できそうなところがいい。日本もやってみたらいい。

2017/12/02

yone

縮小社会にならざるを得ないとややネガティブだが仕方なくくる未来と捉えていたが、地球全体が経済規模を縮小していかなければ、やっていけない、縮小してゆくのは、人類の未来にとって必要なことなのだなあと思う。生活する中で様々なものに囲まれているが、ものを作る際のエネルギーに着目する考え方は、大事なことを気付かされた気がした。まあ着地点は難しいかもしれないが、うまく縮小していければよいなあ。

2017/07/11

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