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あの世からのことづて―私の遠野物語 (ちくま文庫)

あの世からのことづて―私の遠野物語 (ちくま文庫)

あの世からのことづて―私の遠野物語 (ちくま文庫)

作家
松谷みよ子
出版社
筑摩書房
発売日
0000-00-00
ISBN
9784480022677
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あの世からのことづて―私の遠野物語 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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ちえ

どれも数十年前、だからほんの少し前の話なんだなあ。作者が親しい人から聞いたり、いろいろなところで聞きためてきた話。今もきっと「知らせ」はあるんだろう、と思わされる。戦地からの便りなど、読んでいると切ない気持ちになる。

2018/10/03

テツ

松谷みよ子さんが収集した不思議な話。怪異譚。松谷さんの書かれた『ちいさいモモちゃん』でも死神が出てきて、こども心にちょっと怖かったなあなどと思いつつ読む。戦前戦中くらいにはまだ河童や天狗という存在にリアリティがあり、きっとまだ彼らもこの日本に存在していた。戦争が終わり、高度成長期を経てこの国の隅々まで光りが当たり、そんな胡乱な奴らが生きていられる場所は壊滅してしまった。時代は移り変わっても物語は綴られる。薄まった闇の中にも新たな怪異が生まれる筈。人間が存在する限り形を変えてしぶとく生き延び続ける。

2019/09/03

ちゃちゃ

きっと、明治の世から戦前・戦後間もない頃くらいまで、ここにある話の数々はさして珍しくなかったのかもしれない(中には高度成長期の話もあるが)。家の中には座敷があり、そこここに真闇があった。人は家で生まれ、家で病み、家で死んでいった。医療は未発達で平等ではなく、それ故、神仏が今より近く存在した。と同時に、異世界のもの、それを霊というか、魂というか、或いは魔というかは人それぞれであるが、そういうものも確かに近く存在したのであろう。現代は、それを感じ難くなっているだけである事を痛感させられる一冊。

2017/01/07

chiroleen

現代の遠野物語ということで集められた逸話集。オカルトということではなく、しみじみとする何かがある。

2019/10/02

momo

昔々というほど昔でもない時代の身近にあった不思議な話を著者が集めた本。つい100年ほど前まで神隠しにあったり天狗が居たり。 死者の話では戦争もあった時代なので切なくなるような話も多いです。 これから先、こういう話はどうやって伝承されるんだろう。

2018/05/12

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