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ヴィクトリア朝妖精物語 (ちくま文庫 か 11-1)

ヴィクトリア朝妖精物語 (ちくま文庫 か 11-1)

ヴィクトリア朝妖精物語 (ちくま文庫 か 11-1)

作家
風間賢二
クリスチナ・ロセッティ
ケネス・グレアム
出版社
筑摩書房
発売日
1990-09-01
ISBN
9784480024848
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ヴィクトリア朝妖精物語 (ちくま文庫 か 11-1) / 感想・レビュー

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双海(ふたみ)

クリスチナ・ロセッティ「妖魔の市」のみ読了。

2014/09/20

topo

おとぎ話のセオリー通りの筋書きと見せかけて、思わぬ展開が待ち受ける英国ヴィクトリア朝の妖精譚アンソロジー。英国流のユーモア溢れるお話から、美しく切ないお話まで妖精と幻想的な雰囲気を楽しめる贅沢な一冊。各話の挿絵も素敵。 どれも面白かったけど格別好きなのは、呪いで竪琴に変えられてしまった妻を生涯かけて探し歩くモーガン『さすらいのアラスモン』。竪琴の美しい音色、妻を夫を想う気持ちに感涙。 詩を嗜むドラゴンと竜退治の騎士セント・ジョージのユーモア溢れ、のんびりなお話グレアム『ものぐさドラゴン』も好き。

2022/01/08

すばる

どの話も全部面白くて最初から最後まで楽しめた。アンソロジーでそういう事は珍しい。「4人のこどもが世界をまわったはなし」なんて、イラストも含めシュール過ぎ!

2021/02/22

Takuya Takahashi

不思議で、謎で、奇怪的な物語。高校生だった私が気に入っていた一冊です。 何処までも発想が無限で、虚を突かれたような話。 たった一冊で、たくさんのふしぎに出会える一冊でした。

2010/02/23

ふたば

クリスティーナ・ロセッティの「ゴブリン・マーケット」の妖しい、エロティックでグロテスクなイメージが迸るように目の前を通り過ぎた後に、マクドナルドお得意の妖精譚やディケンズのユーモアたっぷりのおとぎ話が続き、ヴィクトリア朝のコルセットのような女性への締め付けを軽やかに脱ぎ捨てる新しい時代のフェアリーテイルがキラキラとしてとっても楽しかった。ただ、いくつかの作品は翻訳が好きじゃなくって(先に原文や他の訳を読んだせいもあるけど)ちょっと残念。モルズワースの「王の娘の物語」の翻訳ってこれ以外にもあるのかな?

2015/03/31

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