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当世病気道楽 (ちくま文庫 ヘ 7-1)

当世病気道楽 (ちくま文庫 ヘ 7-1)

当世病気道楽 (ちくま文庫 ヘ 7-1)

作家
別役実
出版社
筑摩書房
発売日
1993-10-01
ISBN
9784480027856
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当世病気道楽 (ちくま文庫 ヘ 7-1) / 感想・レビュー

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ネロリ

誰か、このおじさんを止めて欲しいと思いながら読んでいた。しゃっくりを「宇宙に存在する知的生命体の、我々に対する通信活動の一種ではないか」と言い、「花粉症が、異なる種同士の性的コミュニケーションの可能性を予感させるものであることは、今のところ誰にも否定出来ない。」と。私、花粉症なんですけど…

2012/02/11

ギルヲ

うわぁ。これ同じ内容を今SNSで発信したら大炎上間違いなし。病気を趣味・道楽とする立場から「風邪」「腹痛」から「エイズ」「がん」「天然痘」といった命に関わる病気、「出産」「馬鹿」「同性愛」といったそれ病気じゃないだろうというものまでを論評しています。梅毒を、「いつか一度は罹ってみたいものだ」と憧れる病気の一つだとか、「ポックリ病」(この病名最近聞きませんね)で死ぬ瞬間、聴診器を喉にあてると『ポックリ』という音がするだとか、真面目な筆致でとんでもないことを延々と言ってます。終始ニヤニヤしながら読みました。

2020/10/30

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