『りぼん』のふろくと乙女ちっくの時代―たそがれ時にみつけたもの (ちくま文庫)
『りぼん』のふろくと乙女ちっくの時代―たそがれ時にみつけたもの (ちくま文庫) / 感想・レビュー
スノーマン
陸奥A子からこの本に行き着いたけど、私の読んでいたりぼんの時代の手前やったので、時代背景や分析もその時代を知っていればもっと楽しめたかも。私には、ただただ、ヘェ〜という客観的な感想しか出せなくて残念。気づけばサンリオのファンシー小物が身の回りにあふれ、付録も質が良くなりつつあった自分の時代は恵まれていたのかな。ちょうどど真ん中の世代には、りぼんの作品や付録により乙女心の導火線着火!みたいな人もいたのかもなぁ〜。
2016/08/27
サイバーパンツ
内なる〈少女=わたし〉をモノに託し外部に越境させようとして作られた〈かわいい〉という記号的価値が、差異化のゲームの中で自己否定せざるを得なくなり葬られていく少し前、高度成長から消費社会、進化から差異化、モノから記号への移行期に現れたサンリオや『りぼん』のふろくを80年代消費社会の先駆けとして分析した本。少女民俗学→かわいい天皇へ行く前に、連赤本と並行して読むのがおすすめ。いつもシニカルな大塚英志だが、こと少女漫画語りに関しては熱が入っているのは新鮮で面白い。
2018/07/20
Nekotch
自分の読んでた時代の少し前の頃の話。ふろくたのしかったなーっていろいろ思い出した。りぼんに夢中なころはよかったなあ。
2013/07/21
笠井康平
ただただ面白かった。
2011/03/22
かしわもち
そんなくくられかたをされても。ただ付録はどれもなつかしい。
感想・レビューをもっと見る