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私はそうは思わない (ちくま文庫 さ 5-3)

私はそうは思わない (ちくま文庫 さ 5-3)

私はそうは思わない (ちくま文庫 さ 5-3)

作家
佐野洋子
出版社
筑摩書房
発売日
1996-02-01
ISBN
9784480031532
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私はそうは思わない (ちくま文庫 さ 5-3) / 感想・レビュー

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baba

佐野さんのエッセイ集。自問自答は小さな頃のことを客観的に良く覚えていて人柄が伝わり、なかなか面白い。ズバリ私はそうは思わないと言えるところが佐野さん。たちまち機嫌がよくなるかはわからないが、子どもに関する記述は良かった。

2016/08/09

アズル

昨年末の入院の頃より、ゆっくりと読んでいた本。文章がとてもエネルギッシュで、一気読みが出来ませんでした。爆発させている感情の起伏が岡本太郎のようでした。こういうマグマのように熱く、たぎっている文章を書くことが出来る人は確実に文科系。かっこいいです。

2017/07/01

はづき

『私はそうは思わない』ってタイトルがいいなー。私もそうは思わないって感じながら生きてきた(いまは、思わなくても参考に聞くかくらいの許容はある)。迎合せずに自分自身を歩く姿が清々しい。

2018/07/01

チェアー

「わたしはそうは思わない」と異議は申し立てるけど、それを声高に言い続けるのではなくて、こそっと独り言のように「まあ、他の人がどうするかはその人が決めればいいんだけどね」と言っているようで、それが洋子さん(気軽に呼ぶなと叱られそうだけど)に似つかわしい。

2020/04/18

tom

冒頭近くの章。「大人になっていちばん嬉しかったことはなんですか」という問いへの答え。「離婚したときです。客観的には大変不幸ですよね。それが、朝起きると、もう体のそこから喜びが突き上げてくるのね。・死ぬまで一人だって予感もあるんだけれど、もう嬉しくて仕方がない・。ああ、生きてるって素敵だ・涙が出てくるほどありがたい。別れた亭主もそう思っていてくれればいいななんて勝手なこと考えたのは、それからずっとあとね。」。佐野さんらしくって、なにやら凄い。ただし、その他の文章は、どこかで読んだような内容の繰り返しです。

2014/10/29

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