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見えるものと観えないもの (ちくま文庫 よ 5-3)

見えるものと観えないもの (ちくま文庫 よ 5-3)

見えるものと観えないもの (ちくま文庫 よ 5-3)

作家
横尾忠則
出版社
筑摩書房
発売日
1997-01-01
ISBN
9784480032140
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見えるものと観えないもの (ちくま文庫 よ 5-3) / 感想・レビュー

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macho

Don’t think. Just feel. まさかの500冊目。 知人に絶対に優先的に読めと勧められて読みました。(貰ってしまった)全く知らないジャンル。一時期の槇原敬之のアルバムジャケみたいだったので、もしやと思い。やはりジョブスと同様のLSDの使い手でした。淀川長治から黒澤明までの対談集。脳内に別のサーキット(スピリチュアル)が構築された芸術家。今の生き方に必要な感性を得ました。

2022/07/29

MO

横尾忠則と昭和の文化人との対談集。どこかのインタで横尾さんはドラッグはやらずにかのような作品を作っっているとの記事を読んだ記憶があるのだが、この本ではNY時代にLSDをやったと言っている。やっぱそうだよね、と納得。高次元が〜宇宙が〜幽霊が〜と血走った電波系の話題も世界の横尾ではなかったら気違いのたわ言になるけど、対談相手は食い気味に話に乗ってくるのがアツい。河合隼雄に向かってUFOが呼べるんですよ〜と言うと「それはわからないですけど」と返えしてユング派としての一線を死守したのはウケた。草間彌生との対談では

2021/03/11

犬こ

淀川長治、荒俣宏、草間彌生、梅原猛、天野祐吉、黒澤明など、横尾忠則と豪華な面々との対談録。やはり草間彌生のレヴェルは、別格。次元が違いすぎて、一節一節読むのに時間がかかりましたが、かなり読みごたえある一冊。あらかた理解するのにあと3回は読み返さないと(苦笑)人間の思考はおもしろく、芸術は爆発です。

2013/04/20

hgstrm2

淀川長治先生との対談がこころにしみた。この人にはほんとうに、深い情緒というものを感じる。人間はもっと直感で生きるべきだ。余計な理屈を言い過ぎる。 「宇宙的というのは、非道徳的、非倫理的だと思いますよ。道徳とか倫理のなかでいちばん欠落しているのは愛だと思います。愛がない。愛は狂気だと思うんです。」

2018/06/24

ꪔ̤̥ ꪔ̤̮ ꪔ̤̥

最後のおふたりを残したまま永らく積読していた。草間彌生との噛み合わなさは「なんで対談しようと思った?」と不思議なレベル。逆に黒澤明とは意外なほどきれいに噛み合っていた。『夢』での合致が大きい様子。けれど他の人ほど掘り下げてはいないような印象も。荒俣宏との対談のように、狂気など精神面について語ってくれていたら一層興味深かったかもしれない。

2017/08/28

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