超短編アンソロジ- (ちくま文庫 ほ 11-1)
超短編アンソロジ- (ちくま文庫 ほ 11-1) / 感想・レビュー
Emperor
毎日寝る前に2,3編。海外作家が多く、これからの読書の幅を広げてくれそうな本でした。
2019/01/22
メタボン
☆☆ 民話、神話、古典からの抜粋が多く、それのみでは味わいが薄いなと感じる作品が多かった。アンソロジーの趣旨としてはそれで良いところもあるが、私には消化不良だった。
2023/02/06
Kouro-hou
超短編とは掌編やショートショートとどうちがうのか?その辺の境目を主張はしてますが、伝わってないような気が。238頁に97篇収録というコストパフォーマンスの高さ?ですが、ビアスの悪魔の辞典の一項目とか日記の一日分とか短詩とかが入り込んでて大変カオスです。古文で注釈が本体より長いもの、全編に用意された解説が本体より長いものもあります。著作権関係が大変だったようで、古典や民話が多めなセレクトでもあります。好みの作品を見つけるカタログ的な印象です。アンソロジーならではの並びの妙も1箇所ぐらいしかないのが残念。
2015/01/30
サーフ
「超短編」と銘打っているが収録されている作品は小説、日記、落語はたまた新聞記事まで幅広いジャンルが収録されている。そのため「超短編」=ショートショートと考えている人にとっては期待はずれに感じてしまう作品かもしれない。個人的には寓話や昔話が面白くて、気になるジャンルが増えたことが収穫。川上弘美「おめでとう」村上春樹「牛乳」筒井康隆「天狗の落とし文」昔話「病気見舞」「どっこいしょ」などがよかった。
2018/11/25
辛口カレーうどん
幅広い分野の非常に短い文章集。雰囲気で読む感じだが、想像力の世界が広がる。
2016/11/14
感想・レビューをもっと見る