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殺人マニア宣言 (ちくま文庫 や 27-1)

殺人マニア宣言 (ちくま文庫 や 27-1)

殺人マニア宣言 (ちくま文庫 や 27-1)

作家
柳下毅一郎
出版社
筑摩書房
発売日
2003-09-01
ISBN
9784480038692
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殺人マニア宣言 (ちくま文庫 や 27-1) / 感想・レビュー

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しんこい

殺人マニアといっても自分が殺す訳でなく、殺人事件や殺人者に関心があるの人ですが、切り裂きジャック位ならともかくエド・ゲインの住んでいた家を見に行くのはやっぱりマニアで、残念ながら何もないのか。サドの殺人者が自分が逮捕された後の妻の暮らしを心配したり、人間が一番の謎ですね。

2015/11/23

wasabi

柳下さんが『フロム・ヘル』を訳したルーツはこの辺りにあったんだなと納得。というわけでアラン・ムーア大先生の素晴らしいお言葉を引用させていただく「殺人は時間と空間の双方に位置する人間的出来事だが、その両者いずれにも制限を受けない想像界にも属している。意味をもち、かたちをもつ。だが解答はない」。あとがきがまた良い「どうしても理屈に収まらない細部こそが本当はもっとも興味深いのだ」

2013/03/25

白黒豆黄昏ぞんび

殺人鬼の心の中を知りたいってのは同感です。んー、まあ、たまたま好きになったのが殺人だったと言えなくもないけれど。柳下さんの愛を感じるわー。

2012/03/22

くさてる

本棚より再読。猟奇殺人犯の名所や犯罪博物館をたどる道のりは、いっけん、悪趣味なものかもしれない。けれど、その文章には、根本に人間存在への純粋な好奇心と探求心が伺われて、偽悪的なノリの時でも、読後感が悪くない。殺人が、「人間心理の究極のミステリ」という表現には頷かされる。

2012/04/10

さといも

小説より奇なりを代表する事件が多数。1章では、事件の現場をレポート。私も犯罪博物館に行ってみたい。2章では、事件を簡単にだけど紹介してくれて、事件がモデルとなった映画紹介。海外の事件本読みたくなりました。3章では、OJ.シンプソン事件や、精神鑑定を裁判に出した事件を紹介。面白かったです。

2015/07/04

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