イニシエーションとしての宗教学 (ちくまライブラリー 84)
イニシエーションとしての宗教学 (ちくまライブラリー 84) / 感想・レビュー
ybhkr
表紙が違うけど多分これ。著者が大学生のときにヤマギシ会(表記は山岸会)の特講を受け、半年ほど参画した話に興味を持ち。まだ、今現在問題になっている児童虐待的なことはなかった時代なのだろうか?著者と同世代の二世がいることに少々驚いた。本当にヤマギシ会がユートピア的コミューンであるならば、三世、四世がいてもおかしくない。しかし、実際は八割近くの子供たちが虐待を受けていると回答するようなユートピアとは程遠いものになっている。新しい村との対比を見てもヤマギシはひとつの国家に思えた。預ける財産がなかったのが幸いだ。
2016/04/26
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