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イーハトーブ乱入記: 僕の宮沢賢治体験 (ちくま新書 156)

イーハトーブ乱入記: 僕の宮沢賢治体験 (ちくま新書 156)

イーハトーブ乱入記: 僕の宮沢賢治体験 (ちくま新書 156)

作家
ますむらひろし
出版社
筑摩書房
発売日
1998-05-01
ISBN
9784480057563
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イーハトーブ乱入記: 僕の宮沢賢治体験 (ちくま新書 156) / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

グスコーブドリの伝記、猫の事務所・どんぐりと山猫、 ヨネザアド物語、 風の又三郎―雪渡り・十力の金剛石 などなど、主人公を猫にした宮沢賢治者の著者が語る宮沢賢治の銀河鉄道の夜などの作品像 参考文献の入手性の一覧を作成 http://bit.ly/YNNWUY

2013/05/12

KAZOO

ますむらさんの宮沢賢治に関するエッセイ集です。ますむらさんのコミックは昔かなりアタゴオル関連で読んだ覚えがあります。最近は宮沢賢治選集三冊を読んだばかりです。「銀河鉄道の夜」など小説で読むよりもネコが出てきたりして軽い感じで読むことができます。この本ではますむらさんが若い時に宮沢賢治に触れてご自分の作品にはかなりその影響があることを書かれています。

2023/11/23

へくとぱすかる

「銀河鉄道の夜」に星がほとんど描かれない点から、椿氏の本は書かれていた。その元になったのが、ますむら氏によるコミックであり、「ますむら以前・以後」とさえ述べられていた。著者が賢治作品を一度は嫌い、そして再び魅了される半生記から始まり、マンガ家として「銀河鉄道の夜」をコミック化する時の、猫キャラにかかわる苦闘。「三角標」「天気輪の柱」をどう描くかのエピソードなど、それ自体が賢治論でもある。一気に読まされた。

2016/05/05

テツ

夏は銀河鉄道の夜の季節。ますむらさんが描く宮沢賢治関係の漫画から感じる愛情の深さが好きだ。そりゃその人が書く宮沢賢治の考察なんて面白いに決まってる。深く深く銀河鉄道の夜に沈み込み漫画化するために理解し咀嚼する。好きじゃなければこんなに考えることを楽しめないよなあ。実はますむらさんが猫嫌いだったということにはビックリ。猫のブドリとネリが可愛すぎたからてっきり猫好きな方なのかと。

2017/07/01

たくのみ

猫版の「銀河鉄道の夜」をめぐって、研究者たちからの「賢治は猫が嫌いだったはず」「アニメ化は許さん」といった反対があったとは!? そして、「月光条例」でおなじみの高瀬露も登場。何より驚いたのは、かわいい擬人化した猫の原点は、水俣病で苦しむ猫の姿だったとは。科学者、農業指導者、詩人、作家、賢治の側面を楽しみながら知ることもできました。

2013/08/26

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