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地獄めぐり (ちくま新書 246)

地獄めぐり (ちくま新書 246)

地獄めぐり (ちくま新書 246)

作家
川村邦光
出版社
筑摩書房
発売日
2000-05-01
ISBN
9784480058461
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地獄めぐり (ちくま新書 246) / 感想・レビュー

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misui

地獄を中心に他界観について。いくつかトピックがあるが、殯から火葬への葬制の移行で「蘇りを期待しないで、身体から霊魂の分離を早め、いち早く死を決定しようとする」態度があったとするのはわかりやすい。身体と霊魂の二分化は強められ、行って帰ってこられるような水平的な他界観が、この世とは断絶した垂直的な他界観になる。また、自分たちの世界の現実を受け止めて、それを越えようとする想像力が発揮されたという点は胸に留めておきたい。この世を種にしたものが他界とすれば、他界から現実を読み取ることもできるだろう。

2014/10/09

ろびん

一章のモガリについてが興味深かったですね。

2019/02/12

Johannes

面白いが、図版が少なすぎるのでは……

2020/05/02

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