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セックスレスの精神医学 (ちくま新書)

セックスレスの精神医学 (ちくま新書)

セックスレスの精神医学 (ちくま新書)

作家
阿部輝夫
出版社
筑摩書房
発売日
2004-09-10
ISBN
9784480061898
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セックスレスの精神医学 (ちくま新書) / 感想・レビュー

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カッパ

うまく愛の営みができない原因を取り除くのに医療の知識がいきる。そんな時代になってきたのだと思うと感慨深い。私の周りにはこの悩みをもつものも多い。だから良かったと思う。女性も男性もあるが精神分析と行動療法をあわせて乗り越えていくことができるのだ。しかし失敗例もやや多いように思う。それは個人の問題でもありながらもパートナーの理解と愛が必要だからだと思う。

2018/05/20

かごむし

実は僕、新婚なのだけど、お互い40歳過ぎてて、交際期間もなく結婚したので、実際問題いろいろ不具合があったりしてね。タイトルほど深刻なものではないのだけど、これから何が起きてもいいように参考程度に読んでみた。臨床医のケーススタディがたくさん書かれているので、専門的なことも取り扱っているのにふむふむなるほどと最後まで気軽に読めた。セックスの問題は虫歯の問題とおんなじだから放っておいてはいけませんよと書いてあったのが印象的だった。本書は2004年の本だから現代の知見はバージョンアップされている部分も多いと思う。

2022/05/24

晴れ女のMoeco

日本の婚姻制度にうげ、って思ったうちのひとつが、セックスレスが離婚の原因にもなる、ってこと。で、読んでみた。メンタル的なものとの結びつきが深くて興味深かった。精神医学メインって感じ。本当は子どもを産みたくない→自分の子ども時代につらい思いをして、遺伝子を残したくないとか。そういえば「夫にお金やるから風俗で処理してきて!って言ったの」って人の話をきいて、最初は夫かわいそうって思ったけど、流産で苦しんだときに、他人事のような態度を取られたからって聞いたら、その行為で苦しんだら、外で処理してきてって思うわ。

2017/02/04

kenitirokikuti

04年刊行。80年代からセックスセラピー外来を行なっている医者の著作。診察ベースのお話/女性の不感症はもう来なくなった/女性の性嫌悪症が昔からメイン。典型例として、父親嫌いから来る男性不信、性行為への恐怖苦痛感、など/男性の性嫌悪症は欧米だと報告ないそうな。妻にのみ起こることが多い(女性はおもに男性一般に対して起こる)/パニック障害から来る性嫌悪もある(性的興奮がパニックと似ているため)/男性はうつになると癒し傾向になる。疲れすぎでセックスする気力がないことも/読んでてつらい

2017/06/03

Z

離婚に発展するぐらいなんだから、とてもデリケートで重要な問題。いろんな原因があるのだと驚いたが、受診できているのはほんの一部の人たちだろう。解決は不可能ではないが、なかなか困難なようだ。

2016/01/27

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