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モードの迷宮 (ちくま学芸文庫)

モードの迷宮 (ちくま学芸文庫)

モードの迷宮 (ちくま学芸文庫)

作家
鷲田清一
出版社
筑摩書房
発売日
1996-01-01
ISBN
9784480082442
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モードの迷宮 (ちくま学芸文庫) / 感想・レビュー

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いずむ

人はなぜ服を着るのだろう。そもそも、”服”とは何だろう。そんな問いがいつの間にか、自分と他者、或いは世界との境界線を探る哲学へと深化する。飾り、魅せるためか、或いは被い隠すためなのか。個を主張するためなのか、或いは集団の中で沈黙するためのものなのか。”痛めつける”ほどに締め付け、反対に、身に付けるコトでより弛緩を促すコトもある。”自由”でありながらも、しかし冒すべからざるルールがそこには確かに存在している。人は、”自分でないもの”を身に付けてはじめて、”自分”を形成する。そんな論理が面白いと、ボクは思う。

2014/01/11

林 一歩

いたってノーマルな性癖の持ち主なのでコスチュームに対する思い入れは皆無。そういった内容がメインの論文ではないが、読んでる間中ナース服にセクシャルな興奮を覚えるという知人の顔が頭を離れなかった。

2012/12/02

frosty

こちらもインターン先の方にオススメしていただいた本のうちの1冊。抽象的な概念が多く、読むのにかなり時間がかかった。自分一人では絶対に手に取らなかった一冊だと思う。いかに今まで自分が易しい本しか読んでこなかったかを痛感した(今まで読んできた本を否定している訳では無いです💦 ただ、自分の選書能力に唖然としただけです(笑))

2019/02/19

ニクロム

鷲田さんが、モードを装置/制度として探求している。わたしが〈わたし〉となるのは「人びとによって想像的に共有されている意味の象徴的な系」に「憑かれる」ことによって、「あまりに過剰な可能性に開きっぱなしになっている存在が自らを縮減」し、「限定されたかたちへと枠どることを意味する」。ただし、この「共同的な意味の制度は、他でもありうるという恣意性を消去できない」。その意味で「わたしたちの現実は、どこまでも擬制的である」。〈ほんとう〉のことは信憑として意識と意識の間に間主観的にだけあるという現象学的思考を感じた。

2017/04/12

yk

後半難しかったですねw 前半のコルセットの話や、SMのファッションとか、隠されているがゆえの意味とかおもしろかった。最後の方も面白いんだけど何回読んでも、あれっ、だからなんなんだっけってなっちゃう。。。モード現象ですねw 意味を絶え間なく増殖させてます!

2017/07/19

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