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超・美術鑑賞術/お金をめぐる芸術の話 (ちくま学芸文庫 モ 5-2)

超・美術鑑賞術/お金をめぐる芸術の話 (ちくま学芸文庫 モ 5-2)

超・美術鑑賞術/お金をめぐる芸術の話 (ちくま学芸文庫 モ 5-2)

作家
森村泰昌
出版社
筑摩書房
発売日
2008-10-08
ISBN
9784480091697
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超・美術鑑賞術/お金をめぐる芸術の話 (ちくま学芸文庫 モ 5-2) / 感想・レビュー

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空飛び猫

美術を楽しむこと。 美術を通して見えてくるもの。

2016/09/25

おこめ

間違った(史実や解説から外れた)解釈をしたときの感動と、正しいとされている解釈をして得た感動とでは、体験として甲乙つけられるだろうか。否。美術鑑賞は 本来自由なものであり、答えなど無い。 知識や先入観が、発想を邪魔することもある。食ならば「安全性」、芸術なら「研究としての思想的背景」とか、そういうサブ的な判断を下す場合は 情報は有効だけれども、食の「味」、芸術の「美」など 感性による判断を重んじるなら、情報や知識によって それに蓋をしてしまうのは損である。

2008/10/08

のんき

「表現者でありたい」という情熱が立ちのぼってくる文章。思いは強烈なのだけれどそれをむき出しにしない知性があって、読んでいて心地よい。美術家って凄いなぁ。でもね生活していかなきゃならない生身の人間なんですよ、とさりげなく教えてもくれる。 楽しい本です。

2009/03/08

ToshihiroMM

絵画をなんとなく敬遠してきたような人になんとか興味を持ってもらうように書かれた絵画鑑賞の入門本。誰にとっても身近な七つのテーマを設け、それぞれに歴史上の有名画家を対置させるという趣向になっている。著者自身が現代美術の作家であることもあり、創作者の内面に踏み込んだ言及には説得力がある。2000年代初頭日本において能力不足の教員が教育現場から遠ざけられるような制度が考案されていたことに対し、頼りない教師がいたからこそ今の自分がある、という著者のアンチテーゼが眩しい。こうポジティブでありたいものです。

2020/01/10

たつみ

本棚の整理で出てきた。半端にしおりが挟んであったから何かあって中断したんだろう。2008年刊行だから時事ネタは若干古いけど内容自体は古びてない。佐伯祐三の話と最後のカルロス四世の集団肖像画の話が面白かった

2018/01/19

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