荘子 外篇 (ちくま学芸文庫)
荘子 外篇 (ちくま学芸文庫) / 感想・レビュー
壱萬弐仟縁
現代語訳のみ。よい生き方とは、あるがままによく生きること(019頁)。自然のままの生き方が実現された社会では、人々の生き方もゆったりとしており、その目つきも落ちついていた(030-1頁)。「ものごとの多様性をそのまま受け入れること、それを富という」(113頁)。富とは何か、では、ラスキンは生命としたが、ここでは多様性という解釈もあると知る。「虚心でいれば充実し、充実していればすべてが兼ね備わる。また虚心でいれば心静かになり、心静かであれば自由に動け、自由に動けば万事がうまく運ぶ」(181頁)。虚心が原点。
2013/10/06
jiroukaja
内篇に比べると雑多で日和見なものもあったりするけど、面白いものもあり一度はよんだろうがいいです。
2013/10/09
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