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売笑三千年史 (ちくま学芸文庫)

売笑三千年史 (ちくま学芸文庫)

売笑三千年史 (ちくま学芸文庫)

作家
中山太郎
川村邦光
出版社
筑摩書房
発売日
2013-07-10
ISBN
9784480095541
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売笑三千年史 (ちくま学芸文庫) / 感想・レビュー

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水菜

時代性とはいえ、女性蔑視的な書き方に違和感を感じた。引用文や挿絵を追っていくだけも歴史の流れを感じられて楽しい。

2014/02/18

メーテル/草津仁秋斗

日本における売笑の歴史を、様々な文献や里謬、現在行われている民俗を手掛かりに解き明かした本。戦前であるので考え方がやや昔気質な面はあるが、しかし当時だからこそ残っていた資料なども駆使されていて、とても参考になる。もっと再評価が進んで、民俗学の幅が広くなればいいと思う。

2015/05/15

s

神代から明治まで、売笑の歴史を総覧する大著。膨大な史料を引用し、宗教的行為としての売色から始まり、巫女から巫娼へ、そして遊行婦、浮かれ女、白拍子、娼妓、芸妓……とその変遷を辿っていく。ただの性産業の歴史ではなく、婚姻形態の移り変わりや、武士の台頭など社会の変化を映し出していて興味深い。男色の存在も切り離せず、江戸期の陰間茶屋や衆道は有名だが、それ以前からの根強い歴史に驚かされる。昭和2年の刊行だけあって随所に差別的な描写が目立つが、得難い一冊。よくぞ復刊してくれた。

2014/11/10

鏡裕之

遊女・娼婦の起源は巫女にある……。そこから日本の娼婦の歴史を始めて姪島で。力作、大作と言っていい。しかし、著者は娼婦の存在に対して非常に否定的である。娼婦なんて存在は一切なくなってしまえばいいと思っている。偏見で書かれてしまったのが、なんとも残念、なんとがっくり。

2013/12/09

はおう

巫女・采女の呪術性、傀儡女・白拍子の芸術性が失われてただの娼婦に成り下がったとする堕落史観。常民の風習を悪とするのは民俗学の姿勢としてどうなのだろうか。1927年当時の限界か。他方これだけの労力をもって研究を成し得たのは儒教的な価値観からだろうか

2013/12/08

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