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「きめ方」の論理 (ちくま学芸文庫)

「きめ方」の論理 (ちくま学芸文庫)

「きめ方」の論理 (ちくま学芸文庫)

作家
佐伯胖
出版社
筑摩書房
発売日
2018-08-08
ISBN
9784480098764
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あらすじ

ある集団のなかでみんなの意思がうまく反映された決定を下すには、どうすればいいだろうか。特に、各人の考えがバラバラで、にもかかわらずそれらを集約して一つの判断を下さなければいけないとき、望ましいきめ方とはどんなものだろうか。これを探究するのが社会的決定理論という分野である。様々な投票方式が生み出す矛盾から、アローの一般可能性定理、さらにはセンの自由主義のパラドックスやゲーム理論まで、この理論が含みもつ広範な内容をかみ砕いて丁寧に解説。社会的決定における「公正さ」「倫理性」とはどのようなものか検討する。最良の入門書として長年親しまれてきた比類なき名著。

「きめ方」の論理 (ちくま学芸文庫) / 感想・レビュー

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いろは

猫町倶楽部の関西アウトプット勉強会の課題本。『本書であつかう問題は「社会的決定」という問題である。人々の「こうしたらいいと思う」という意見を集約して、「どうしたらいいか」をきめるときのきめ方について考えようというわけである。』結局、どんな作品かと言われたら、答えはここにあるのではないだろうか。私には実に難解で、何度も挫折しかけた作品だった。「きめ方」について、数字や数式やグラフ、民主主義、心理学という観点から考察していく。理系の方なら、この作品の面白さは解るのではないかと思う。数字は生きていると実感した。

2018/09/06

いろは

猫町倶楽部の関西アウトプット勉強会の課題本。難しいので再読した。いわゆる確率論の話。あんなきめ方、こんなきめ方があるという『きめ方』の話題なのだけど、前回までは、数学の面しか見えてなくて、読むのが大変辛かったのだけれども、今回は心理学の面も幅広く見えてきて、再読して良かった。確率論または『きめ方』には、民主主義の要素と心理学の要素と数学の要素が話題になっていて、特に心理学に興味のある私には、感情論のところが面白かった。ただ、数学のところは、やはり、文系の私には実に難解で、理系向きだと思わざるを得なかった。

2018/09/13

たか

一般人には理解不能な数式がかなり出てきますが読み飛ばしましょう…

2018/12/10

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選挙など物事の決め方のパラドックスやゲーム理論、公正さとはなにかに至るまで、様々な面から社会的決定について論じた本です。刊行されたのは1980ですが、今年になって文庫化されました。 途中、難解な箇条もありますが、反面しっかりした論拠に基づいて論を進めている印象でした。 自分がなるほどと思ったのは、人は選択肢を選ぶ際、選択肢それ自体を選ぶというよりは、選択肢を選んだことでどのような影響が社会におよぶのかを考えた上で選択するという点でした。 理解できていない所も多々あるので、時間をおいて再読したいです。

2018/09/12

島影達朗

行動経済学、もしくは文学そのものの基礎も基礎に触れる内容だと思います。 各人間の選択はそれぞれのストーリーに由来する。 ならば、短い人類の歴史から学ぶ、その端的な選択とは? 大流の流れの行く先はどのように決まってきたのか? それらは正しかったのか? そしてこれからはどうすべきか? 後半の下りだけでも必読。 大いなる選択はいかにして間違えるか? 数式が出てきますがゆっくり読めば、驚くほど簡潔に優しく書かれています

2018/09/07

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