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官能小説用語表現辞典 (ちくま文庫)

官能小説用語表現辞典 (ちくま文庫)

官能小説用語表現辞典 (ちくま文庫)

作家
永田守弘
出版社
筑摩書房
発売日
2006-10-10
ISBN
9784480422330
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私はいつだって「読者様ファースト」。元CA官能小説家・蒼井凜花の半生【官能小説家という生き方】

「何度見てもいい尻だ。太腿の間からよだれが滴れているぞ」 里沙子はいやっとでも言うように躰をよじった。 ブラウスを脱ぎ捨てると、驚いたことにブラジャーはつけていなかった。いや、つけてはいるのだが、胸のラインに沿った輪郭だけのオープンブラだった。 (えっ……この姿のままフライトをしていたの?) 美緒は目を丸くする。 (蒼井凛花著『夜間飛行』より)

『夜間飛行』(蒼井凛花/二見書房)

 入社2年目のCA・美緒は、ある日機長と先輩・里沙子との情事を目撃してしまう。信じられない思いでいた美緒に、里沙子からさらなる衝撃の事実が告げられる。それは、VIPに奉仕するCAを養育して提供する特殊組織「白ユリ会」の存在だった――。

 機長の指示による強制的なセックス、CAがVIPの前で裸になるオークション、買われた先での性生活……あまりに大胆なストーリーの中にも滲む、CAという職業のリアルな現場や自然に溶け込む専門用語の数々。

 蒼井凜花さんのデビュー作『夜間飛行』(二見書房)は、元CAという彼女の経歴を存分に活かした衝撃作となった。その後、『欲情エアライン』(二見書房)…

2019/7/26

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官能小説用語表現辞典 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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青蓮

二次創作の参考にしたいと言う不純な動機で購入。精読はしていません。ぱらぱらと拾い読み。本書は官脳小説663冊の中から独特と思われる用語や表現をセレクトした用語辞典。約2300語を五十音順に整理し用例を示したユニークな本。見ると本当に良くこんな表現が思いつくなあと驚いてしまいます。特に女性についての表現の豊かさには圧倒されます。官能的な文章は高い表現力が求められるのだなあとしみじみ思いました。

2018/12/06

鱒子

タイトル通りの本(^Д^) 女性器部門だけで本書の2/3が割かれています。めっちゃ笑える 爆笑(≧∀≦) ーーと思いつつ読んだのですが、だんだんと著者の熱い想いに打たれて感動すら覚えました。これだけの用語を出版社の枠を超えて集め、しかも新しい表現が出たら補填していくそうです。素晴らしい!解説の重松清さんも熱量高め。ただ、やっぱりオノマトペ部門は爆笑です(≧∀≦)

2018/02/05

マエダ

その頃は全然本を読んでいなかったが中学の時にこの本を手にしていたら、クラス全員の渾名がこの本一冊でまかなえたであろう。惜しいことをした。やはり知らないとは罪深いことである。

2015/12/23

アズル

枕元の本棚に置いてます。少し眠れない時に読んでいます。単行本の刊行当初、「あっ! 欲しい!」と言ったら、当時の彼氏に「やめて」と言われました。なんで? こんなに豊かな日本語がぎっしりなのに! 釈然としなかったなぁ。ロリ系の表現は可愛らしいものが多く、秘書系は多彩、年上系はじっとりしたものが多い、という印象です。

2014/06/17

姉勤

こんな本を読んでおいて格好をつけるつもりはないが、男女の機微な心理的表現や、リビドーに至る「すがた(姿、容)」もしくはフェチ(個人的にはうなじ)の描写のサンプルを期待していた。が、6割強が、『世界の始まり」そのものについての具体的&抽象的表現にあてられ、作家&読者の、「あれ」に対する咽せるような尽きせぬ想いに当てられる。正直序盤でダレる、もとい萎えるか。ところどころ笑えるからいいけど。

2020/04/17

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