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本を読むわたし: My Book Report (ちくま文庫 は 40-1)

本を読むわたし: My Book Report (ちくま文庫 は 40-1)

本を読むわたし: My Book Report (ちくま文庫 は 40-1)

作家
華恵
出版社
筑摩書房
発売日
2011-09-07
ISBN
9784480428554
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本を読むわたし: My Book Report (ちくま文庫 は 40-1) / 感想・レビュー

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hnzwd

作者である華恵さんが成長の過程で出会った本と、その本の印象と共に記憶しているエピソードを描くエッセイ集。各エピソードは本の内容と少しだけリンクしているのですが、内容知らなくても問題なし。文章が非常に読みやすい上に、感情の微妙な動きの表現が素晴らしいので、気づかないうちに心を揺り動かされます。言葉にできない感情の動きが、直接的な表現を使わずに描かれるのが原因か。心が主人公に同調してしまい「はせがわくんきらいや」では嬉しいような悲しいような悔しいような、、で、泣きそうっていう複雑な感情を味わえました。

2014/07/04

Eee

15歳とは思えない 素敵なエッセイでした 絵本や小説、気になる本が出てきました 本と絡めてそのときの記憶も一緒に書かれていて とてもよかったです

2017/10/17

okame

お借りした本。華恵さんが中学生の頃、本にまつわる思い出を書いたエッセイ集。彼女についてはこれを読むまで全く知らなかったけど、文章がとにかく上手くて驚きました。難しい言葉を使わずシンプルなのに、そのときに思ったこと、感じてきたことが、ストンと心に落ちてきます。エッセイなんだけれども、まるでハナエが主人公の小説を読んでるみたい。山下くんや、おじいちゃんの話では懐かしいような、でも切ない気持ちになりました。他のエッセイもものすごーく気になります。

2014/07/18

いちろく

紹介して頂いた本。作者の小学生時の成長と共に出会った本と、その当時の出来事について書かれたエッセイ。作者について予備知識無しプロフィールも未読の状態で読み始めたので、読了後に驚く事ばかり。わかりやすく丁寧な文章でありながら、作者独自の個性もある。だからこそ、内容が伝わりやすく飽きずに引きこまれました。ただし、エッセイを読んでいる、というよりも小説を読んでいる感覚が終始離れなかったのは、登場人達が凄すぎて身近に感じられなかったから、と思う。

2014/08/04

ほほほ

モデルの華恵ちゃんが中学生のときに書いたエッセイ。 何度も何度も鼻の奥がツンとして涙ぐんでしまった。胸いっぱいに過ごしている様子がどこか切なくて、愛おしくて。その洞察の鋭さは、アメリカと日本2国に渡るパーソナリティとも関係があるのでしょうか。多国籍な環境で育った視野の広さも日本でしっかり生かされているなと思いました。作文のようにドラマティックに構成されている話もありましたが、文章の上手さには感心!!大きな口で笑うNYの幼少時代も東京のクールな小学生の日々もどっちもかっこいい華恵ちゃんでした。

2013/11/20

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