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老いの楽しみ (ちくま文庫 さ 30-4)

老いの楽しみ (ちくま文庫 さ 30-4)

老いの楽しみ (ちくま文庫 さ 30-4)

作家
沢村貞子
出版社
筑摩書房
発売日
2014-08-06
ISBN
9784480431981
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老いの楽しみ (ちくま文庫 さ 30-4) / 感想・レビュー

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のぼる

果たして、自分が85歳になった時、このように客観的視線を持ちつつも、主張のある分かりやすい文章が書けるだろうか。「美しく老いるなんてとんでもない」、深い言葉だ。外食ゼロ、手料理のみというのも、長生きの秘訣に違いない。逮捕されても思想を曲げなかった意志の強さも、筋の通った性格を表している。学ぶところの多い読書だった。長く読み継がれるべき一冊だと思う。

2016/05/07

Yumi Ozaki

日常の暮らしに楽しみを見つけていく貞子さんはやっぱりすてきな方だと思います。見習いたいな。

2022/05/18

ふみりな

文章も軽快でかつ読みやすい。小説家が適当に書く下手なエッセーとは大違い。その中にも激動の時代を生き抜いた芯の強さを感じさせる。亡くなって四半世紀も経っていたとは。

2021/06/25

たいきち

図書館。80歳でも慣れ親しんだ住まいを変えるという気持ちの持ちよう。素敵です。ハッとさせられる重みのある言葉、今の時代でも通じる考え方、思わず唸ります。今も通じるということは、中々変わっていかないことが世の中にはあるということ。残念ではありますが、こうして先人たちが切り開いて生きてきたこと、ちゃんと受け取って忘れずに次に少しずつでも変わっていけるよう繋げていく生き方ができるかが大事だなと感じました。少しずつでも良い方に変わってることもあるんですもんね。

2020/11/17

takakomama

70代後半以降のエッセイ。80才を過ぎて、ひと晩、考えただけで、決心して引っ越してしまうのは凄い!何事も年相応と、おおらかに受け入れられたら、心穏やかに暮らせそうです。大きめの字で、私の老眼の目でも読みやすかったです。

2016/02/19

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