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宮台教授の就活原論 (ちくま文庫 み 18-7)

宮台教授の就活原論 (ちくま文庫 み 18-7)

宮台教授の就活原論 (ちくま文庫 み 18-7)

作家
宮台真司
出版社
筑摩書房
発売日
2014-09-10
ISBN
9784480432087
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宮台教授の就活原論 (ちくま文庫 み 18-7) / 感想・レビュー

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ヒダン

すごい奴に感染することでまずはひとかどの人物になりなさいという方針や、共同体の空洞化問題など『日本の難点』で読んだ主張が繰り返されている。この本の方が個人向けなので身近な話題も多く、それらの知っていた言葉の理解も深くなった。ホームベースを作れと言う第三章の話はいいこと聞いたなと思うと同時に自分の感覚にしっくりくる感じがした。ミメーシスが重要であることには納得しているが、そういう機会を持つことは、実はとても難しいのではないだろうか。この実感は自分にとって切実な問題なのかもしれないという気がする。

2016/08/02

GREENMAN

面白かった。仕事を「自己実現の場」とする若者の増加の理由が「ホーム」としてのコミュニティの喪失と関わってるという意見になるほどなぁと。それにしてもこの現代の状況でいまだに「男性の育児休暇を唱えるには日本にはまだ早計である」という意見があるのかと驚愕。もう遅すぎるという作者の意見に共感。女性を男性のように働かせるのではなく、男性を女性のように働かせる。男女ともに働きやすい社会になるのはあと何年先なのか…そもそも日本にそんな時代が来るのだろうか…早く来てほしい…

2014/09/19

ゆうきなかもと

面白かった! ホームベースを持つことの大切さ。相手のコンテクストを読み取ろうとする態度を身につけることの大切さ。 この2つが大切なんだと思った。

2021/08/07

run

面白かった。これは就活生じゃなくて、新大学生が読むと良い本。

2016/04/23

Nobuko Hashimoto

あまり食指が動かない著者だが、この本は興味深かった。就活事情や就活小技マニュアルではない。社会学の理論を練り込んで、根本的に社会を捉え直し、考え方や行動を見直していこうと熱く説く。社会人が読んでも生き方や働き方や社会との関わり方を見つめ直すヒントを得られる。自己陶酔な部分もあるし、賞賛する人物像がやや極端な気もするが、そこは著者自身、この本に依存するなと言っていることだし、きちんと読んで理解して行動できる学生(読者)なら問題ないだろう。

2014/10/10

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