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老いの道づれ: 二人で歩いた五十年 (ちくま文庫 さ 30-5)

老いの道づれ: 二人で歩いた五十年 (ちくま文庫 さ 30-5)

老いの道づれ: 二人で歩いた五十年 (ちくま文庫 さ 30-5)

作家
沢村貞子
出版社
筑摩書房
発売日
2014-11-10
ISBN
9784480432230
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老いの道づれ: 二人で歩いた五十年 (ちくま文庫 さ 30-5) / 感想・レビュー

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ちいさな図書館

泣きました。そして、背筋が伸びました…。結婚してしばらく経ったらぜひ読んでみてもらいたい一冊。愛し合うということは、確認し合うことでもありますね。結婚したら終わりじゃない。常に確認し、思い出し、そして新しく更新していく。何でも語り合う夫婦でありたいと強く思いました。献立日記にも脱帽です!

2014/12/30

fumikaze

著者の沢村貞子は 昔 脇役俳優として有名だった人。旦那様へのラブレターのような感じで、亡くなった夫への思い出を綴っている。書くことで私達は身内を喪った自分の気持ちを落ち着かせ癒していくことにつながるのかもしれない。ただ、普通の人はそれを日記のように書いて終わりだが、有名人の場合はそれが本になってしまうんだなぁ。

2015/08/22

sanukinoasayan

女優沢村貞子さんが家人である故映画・演劇評論家大橋恭彦氏との、50年に渡る生活を振り返った本作。戦前左翼女優として官憲に拘束され、戦後互いに家庭を持ちながら出会い、事実婚へと移ろい、60歳にしてやっと戸籍上も夫婦となり、80歳にして仕事を引退した二人のエピソードには、現在では不倫として非難されがちな側面もあるのでしょうが、ここで描かれる二人の瑞々しくも繊細な互いを思いやる関係は美しく、読後しばらくその余韻から抜け出せませんでした。

2021/09/07

さっさん

★★★★★

2023/04/29

kmsky22

今さらの沢村貞子さん。初めてエッセイを読ませて頂いた。明治生まれの夫婦のありかた。何故か共感してしまう。共に歩いた50年。老いと死は哀しいけれど、来世でも一緒に暮らす約束があるから幸せですね。

2022/01/28

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