KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

明治国家のこと: 幕末・明治論コレクション (ちくま文庫 し 48-2)

明治国家のこと: 幕末・明治論コレクション (ちくま文庫 し 48-2)

明治国家のこと: 幕末・明治論コレクション (ちくま文庫 し 48-2)

作家
司馬遼太郎
関川夏央
出版社
筑摩書房
発売日
2015-03-10
ISBN
9784480432582
amazonで購入する

明治国家のこと: 幕末・明治論コレクション (ちくま文庫 し 48-2) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

優希

司馬さんの明治に関するエッセンスを見たようでした。『翔ぶが如く』『坂の上の雲』から派生する明治論と考察の示唆に富んだ語りは、当時の膨大な資料を読み込んだことが伺えます。司馬さんの歴史観は数いる歴史作家たちとは少し違う着眼点であることが伺えるのが面白い。この本を踏まえて『翔ぶが如く』や『坂の上の雲』を読み返したいと思います。

2017/02/03

ロマンチッカーnao

読友さんが読んでいて、読んでみたくなった作品。司馬さんの明治に関する評論やあとがきなどを集めた本。巻末の「日本人の二十世紀」は秀逸。坂の上の雲を読み返したくなりました。司馬さんのファン以外にもぜひとも読んでほしい一冊でした。

2017/02/12

はかり

司馬の明治に関する文章をセレクトして集めた本。西郷隆盛に関するものも納得したが、日露戦争に勝利してから日本がおかしくなったという指摘にも納得。「坂の上の雲」の伏線もよく理解出来た。日露勝利で夜郎自大になった日本が無謀な太平洋戦争に突入し、明治・大正・昭和と三代目でこの国を潰したというのも完全に納得。山崎正和氏との対談で、天皇の人となりが垣間見えて一番面白かった。

2018/07/23

Syo

司馬遼太郎が好きだ。 長くなる前に まとめちゃったけど。 改めて『坂の上の雲』。 40代の10年間を 日露戦争を調べることに 費やしたのね。 調べることが趣味だとしても。 嗚呼。 坂の上の雲を読んでいる時、 日本海海戦の図を見るのが 楽しみだったなぁ。 明治という時代は、 背筋がピンと伸びてたよなぁ。 セオドア・ローズベルト ありがとう。 ポーツマスのある ニューハンプシャーの みなさん、ありがとう。 「日本慈善基金」 ええ話や。

2016/02/17

時代

明治維新から新国家を創った。日清日露戦争を経て、その後太平洋戦争で亡国の一途を辿る。イデオロギーの危険さ。日本人はこの過去の事実をもっと知っておく必要があると思う。

2020/01/07

感想・レビューをもっと見る