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心が見えてくるまで (ちくま文庫 は 42-4)

心が見えてくるまで (ちくま文庫 は 42-4)

心が見えてくるまで (ちくま文庫 は 42-4)

作家
早川義夫
出版社
筑摩書房
発売日
2015-09-09
ISBN
9784480432940
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心が見えてくるまで (ちくま文庫 は 42-4) / 感想・レビュー

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lonesome

「ご主人に若い恋人がいて、嫉妬したり、怒ったりしないんですか?」「全然大丈夫です」「どうして?」というダンスの先生との会話で、早川さんの奥さんが「好きだから!」って返事をした話がこの不思議な早川さん夫婦の在り方を如実に物語ってるなあ。好きだからすべてを許せる。好きだから許せない。自分はどっちだろうか、と考えてみるならば自分も奥さんの側の人間だろう。でもそう言いつつ内心かなりこたえるはず。それでもジャックスやソロの曲の歌詞がどんな歌詞なのか早川さんに大いに興味をひかれてしまう。

2016/03/08

団塊シニア

ここまで赤裸々に恋愛や性について語らなくてもと思う反面、随所にみられる作者の使う言葉の魅力が読み手を惹きつけるような気がする、特に「僕が伝えたいのは誰かに伝えたいのではなく自分の心に届けたいのだ」心に響くフレーズである。

2018/12/15

阿部義彦

書き下ろしの文庫新刊です。今は無き佐久間正英さんの事など、大変興味深く読ませて貰いました。第五章「普通が素晴らしい」は、どれも示唆に富んでおり[わからない人は言ってもわからない][ハンドルネームの批評について]→2チャンネル「名無しさん」とやらへ、人の悪口を言う暇があったら、まだエロ画像を集めている方が遥かに健康的だと僕は思う。など、本当に面白すぎて頷きまくりです。当分手に届くとこに置いて読み返します。

2015/09/19

秋 眉雄

僕の葬儀には、『早川義夫』の歌を流してくれと、どういう訳か次女にだけ伝えてある。うっかり屋の次女の事だから、間違って関ジャニ∞あたりを流してしまうかもしれない。ま、それでもOKだ。次女のうっかりミスを笑いつつあの世へ行くのも悪くない。歌手の早川義夫さんが『語れないこと、語ってはいけないこと』をテーマに書いた、引用してしまいたくなる文章満載の一冊です。

2015/09/22

Misaki

語れないことを、読んでいたら心がみえてきた。ちょっと恥ずかしいこと、秘密にしていること、隠したいこと、そういうところに心がある、そう思った。わたしもおかっぱがすき。まる子がすき。

2015/10/07

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