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泥酔懺悔 (ちくま文庫)

泥酔懺悔 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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Shoji

女流作家のお酒にまつわるエッセイ。 大酒飲み、酒飲み、付き合い程度、下戸、それぞれの随筆。 抱腹絶倒の懲りない話、少し切ないお話、若かったころのホロ苦いお話などなど、色々詰まってます。 お酒って、やっぱりいいもんだ。 もちろん私は大酒飲みです。泥酔懺悔、沢山あります。それでも今日も飲む。 本文より引用「飲酒関係の反省、次に活かされたことがない」笑

2016/10/26

さおり

タイトルの通り、呑んだくれた末の失敗を綴られた方もいるけど、下戸な方の酒呑み批判も混じってる。タイトルと表紙に期待が高まってた分、ちょっぴり物足りない。正直、呑んだくれた末の失敗ってことで言えば、私も本一冊書けるくらいは余裕でネタを持ってます。まぁ、結婚後はすっかりおとなしくなりましたけれども。っていうか、度重なる失敗を経て、自分にとって丁度いい酒量に気付いちゃったんだわ。大人になるって寂しいねぇ。

2016/11/26

ポチ

女性作家さん達のお酒に纏わるエッセイ。泥酔し、もちろん記憶がなくなる。なんて身近に感じる話なんだろう!でも、そんな酔っ払い達を面白おかしく眺めている下戸の人もいる。しをんさん、角田さん、いいなぁ〜♪キミコ先生がいないのは残念でした。

2018/03/09

いたろう

12人の女性作家、漫画家、エッセイストたちのお酒にまつわるエッセイ。タイトルから、泥酔して失敗した話が満載かと思ったら、そうでもなく。下戸だと言う人も何人か。そんな中で、しをんさんが、やっぱり笑わせてくれる。知人宅で、蛇のごとく床を這って逃げるのを捕まえられて、寝袋に収納された話が可笑しすぎ。意外だったのは、角田光代さんが、泥酔して記憶を失う常習犯だということ。気がついたら、自宅マンション前で、鞄を持たず、肉だけを持っていたというエピソードに大笑い。角田さんがそんな人だったとは。

2017/04/15

nemuro

“しりとり読書”の40冊目。「で」で始まる本。著者ごとに五十音順に並べている本棚で「朝倉かすみ ほか」の本書をすぐに発見。しかし、2冊目がとんと現れず。いつもの「2017年4月以降の購入本」の本棚(富良野2)から隣の「2013年4月~2017年3月の購入本」(網走・函館2)まで範囲を広げてみたが見つからず、結局、本書1冊のみ。「る」で始まった14冊目(該当本は2冊)以来の危機だった。首の皮一枚で繋がった訳である。12人の女性作家によるお酒にまつわるエッセイ集。誰しも様々な泥酔懺悔があるもので、面白かった。

2020/12/19

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